ドライバー市場のカギを握るオコン。彼の移籍先は?

オコンはフォースインディアのドライバーの最有力候補とされているが、彼の動向次第で他のドライバーの移籍も変わってくるという状況だ。

 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)がフォースインディアを離脱し、ルノーへ移籍するという発表を受けて、ドライバーやマネージャーは、状況がどうなるのか待っている。現在シートに空きがあるのは、ルノー、ハース、ザウバー、マノーだ。

 現在マノーに所属するエステバン・オコンは、フォースインディアの最も有力なターゲットである。オコンは昨年、スペインとオーストリアで、このチームでテストを行っている。

 彼は長期に渡ってメルセデスと契約を結んでいるが、オコンは未だルノーの有力候補である。しかしそのルノーとの契約は、来週末には終了すると考えられている。

  もしそれより先にフォースインディアからオファーを受けた場合、ルノーは彼を手放す、という合意に達しているようだ。

  同時にルノーも、フォースインディアよりも先に、オコンにレースシートのオファーを行えば、オコンと契約できる可能性もある。

 複数の情報源によると、たとえオコンがフランス人であるということをアピールしたとしても、メルセデスの契約下にあるドライバーを育成することや、チームに呼び戻すことは論理的ではないと、フランスに本拠地を置くルノーは考えており、フォースインディアが最有力候補であると言われている。

 これまでは、2014年にアブダビで、フォースインディアからテストに参加したジョリオン・パーマー(ルノー)が有力な候補とされていたが、彼はオコンに代わってルノーに残る可能性がある。しかし、マーカス・エリクソン(ザウバー)、エステバン・グティエレス(ハース)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)らも、ルノーのシートに興味を持っている。

 かつてバーニー・エクレストンはフォースインディアに、ナッセを採用することを個人的に働きかけた。彼は、来年もブラジル人ドライバーをコンペティティブなマシンに乗せ、グリッド上に残したいと考えているため、ナッセには強力なサポートが付いていることになる。ブラジルのテレビ局Globoも、1970年以来、少なくともひとりはグリッド上にブラジル人がいたため、ナッセを強く推している。

 最終的な決定は、フォースインディアのチーム代表であるビジェイ・マリヤが下すことになるが、来週にも、その候補者が明かされるのではないかと考えられている。

 オコンがメルセデスとのつながりを持っているように、候補者全員が商業的なパッケージを持ち合わせているが、ドライバーとしての才能が最重要であるとチームは明らかにしている。

 フォースインディアのシートが確定すると、ドミノ倒しのように残りのシートが埋まり、ドライバーの移籍も激しくなることが予想される。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Esteban Gutierrez , Esteban Ocon , Felipe Nasr , Jolyon Palmer , Marcus Ericsson
チーム Force India , マノー , Renault F1 Team , Sauber
記事タイプ 速報ニュース