ハミルトン、今週末の鈴鹿に向けてチームを激励

前戦マレーシアGPをリタイヤしたハミルトンは、自身同様に落ち込んだスタッフを励まし、今週末の鈴鹿に望む。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、前戦マレーシアGPを”何か”がおかしいと感じた挙句、エンジンブローでリタイヤしたことで、彼にチャンピオンを獲ってほしくないと思っている人がいるようだという陰謀論が加速している。

 メルセデスのチーム代表のトト・ウルフは、ハミルトンに自分の考えをメディアの前で好きなように話すことを黙認しており、たとえその内容が陰謀の存在を示唆するようなものであっても彼に任せている。

 ウルフは、「あのようなフラストレーションの溜まるレースの後だから、どんな意見も回答も認めている」と説明した。

「チャンピオンシップの獲得が目前に迫っている状況でレースをリードしていて、そこでエンジンブローが起きる。もしその状況で目の前にマイクがあったら……」

「彼には、言いたいことは何でも言っていいと認めている。彼の気持ちもわかるし、我々も、みんな色々な方法で自分の苛立ちを晴らそうとしている」

「彼のリタイヤについては説明できない。我々はあれから共に前進してきたし、『どうやったら説明できるか?』と話し合ってきた。合理的に説明できないような不可解な出来事だった。あれからリカバーしたし、彼は大丈夫だと思う。あの瞬間は絶望的だったけど、問題ない」

 レース後、ハミルトンは狼狽えていたが、チームのマネージメントと個人的な話をして、落ち着きを取り戻したとウルフは話した。そのおかげで、あの状況でもチームの士気は下がっていないとウルフは確信した。

「過去にもチームは、例えば昨年のシンガポールGPのようなどん底から強くなってきた」と彼は話した。

「それは我々が協力してきたからだ」

「彼がガレージに戻ってきた後、私とブラッドリー(ロード)とニキ(ラウダ)のところに来た。メカニック全員のところにも行って自分の気持ちを伝えていた。その後彼は少人数で議論していた」

「あのインシデントで本当に落ち込んでいた。メカニックやエンジニア全員を集めて、もう一度立ち直るために話し合いをした。彼はチームの素晴らしい点をいくつも挙げてくれた。日本GPに向けて早く立ち直れることを願っている」

 またウルフは、ハミルトンがチームを早く立て直すための努力をしていることも明らかにした。

「ドライバーとして、あの状況で彼はとても苛立っていたし感情的にもなっていたけど、彼はチームを立て直そうとしてきた。最善を尽くしている、という一言に尽きる」

「この状況で、メカニックやエンジニア全員の前で、彼は次のレースに向けてチームに言葉をかけて励ました。彼は本当に素晴らしいことをやってくれた」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース