ハミルトン、相次ぐトラブルに”無力感”

ルイス・ハミルトンは、ロシアの予選でまたも機械的な”不運”に見舞われた後、「無力さ”を感じたことを認める。そして、メルセデスはこの問題について理解すべく、懸命に働く必要があると述べた。

 ハミルトンは予選Q2のアウトラップで、中国GPの予選で彼を苦しめたのと同じERSのトラブルに見舞われた。ハミルトンはこのトラブルの影響でQ3に出走することができず、決勝レースは10番グリッドからスタートすることになる。

「僕は何が起きているのか、とても、とても知りたい。できる限りの詳細を知らせてもらうために、僕は彼らに尋ねてきた」

 ハミルトンは語る。

「僕らは1日あたり800kmにも及びテストを行ってきた。クルマはトラブルフリーだったのに、同じトラブルが2回も起きてしまった。そんなこと、起きたことはなかったのに」

「僕たちは学んだ、もしくは彼らは、前回のレースで起きたことは理解していると言う……明らかにNOだ。もっと仕事をしなきゃいけない」

「今、僕たちはもうひとつエンジンを持っているけど、それに同じトラブルが起きないなんて、誰が知っているだろうか?」

「本当に重要なのは、事前にそれが何であるかを理解し、試し、今年の残りのエンジンの使い方について慎重になることだ」

「もちろん、僕は今、残り3基のエンジンを持っている。そして僕は今年後半、別のペナルティを受けることになるだろう。しかし、僕は僕ができる最高の仕事をするよ」

簡単ではない

 ハミルトンは、今年の彼を襲う問題に対処するのは難しいと語る。

「確かに、それは簡単ではない。しかし、それについてできることは何もないんだ。僕ができるすべてのことをしているし、それをしたいと思う。でも、今回はただツイてないだけだ」

「ツキを信じているのかどうか、それはよくわからない。何かが起きる時にはには理論的な理由があり、今日のようにクルマを悪化させるものがあるなら、なぜそれが起きるのか、理論的な理由があるはずだ」

 怒っているかと聞かれたハミルトンは、次のように答えた。

「僕はどう言えばいいのはわからない。人は、ある意味では無力だ。僕らは熱心に働いてきた。僕のエンジニアも、メカニックも、本当によく働いた。今週末、このクルマで素晴らしいポジションを得るためにね。僕らは今回も良いペースを持っているし、今回の問題は予想外だった」

「僕は僕のクルーに対して、無力感を覚える。彼らの気分を高めるために、僕ができることはないから。そして、彼らも僕の気分を高めることができない。僕は、僕ができるすべてを行っている。他にできることはない」

諦めていない

 選手権に言及したにもかかわらず、ハミルトンは決して諦めていないと主張する。

「現時点では、本当にそのことを考えてはいない。長い道程がまだ残っている。もう一度、常にネガティブなことをポジティブに切り替えるよう挑戦してみる」

「この前のレースの時にも述べたように、これはもうひとつの大きな挑戦だ。そして、その挑戦は大きなものになっている。すべての挑戦は、僕が言ったように、上昇に向けたチャンスだ。僕はそのアプローチが好きだし、そのアイデアが好きだ」

「僕は何かを提示しただけだ。暗黒の日々のように見えても、常にそこにはいくらかの光がある。そしてそれに焦点を当てるように、前には輝かしい日がある。それが、私に前進する力を与えてくれる_

 彼はまた、彼はレースキャリアを通じて、常に厳しい時代に直面してきたことを認めた。

「僕は今よりもずっと暗い日を過ごしたことがある。今はまだ明るい方かもしれない。23年間にわたってレースをしてきたけどね。何レース走ったかは知らないけど、すごい数だろうし、良いシーズンと悪いシーズンがあった。それらの経験が、僕が今述べたような視点やアプローチを獲得するのを可能にしたし、3回ワールドチャンピオンになることを手助けした」

「4回目のチャンピオンを獲るための手助けともなるだろう。だから僕は、前に進み続けるんだよ」

 今回の決勝レースに向け、彼は言う。

「クリーンな1周目になるといいね。そして、ライバルと戦うことができるクルマになっていればと思う。今年、ターン1を終えた時点で完璧なマシンだったことは1度もない。今回こそ、そうなることを期待している」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ロシアGP
サーキット ソチ・アウトドローモ
ドライバー Lewis Hamilton
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース