フェルスタッペン最速。アップデートPU効果確認:F1バルセロナ合同テスト2日目午前
アップグレード版のルノーエンジンを搭載したレッドブルのマシンを駆るマックス・フェルスタッペンが、バルセロナ合同テスト2日目午前のトップタイムを記録した。
写真:: XPB Images
前日に引き続き行われている、F1バルセロナ合同テスト。その午前中のセッションでは、レッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録した。
スペインGPでの初優勝後、最初のF1走行機会となったフェルスタッペンは、午前中にミディアムとソフトのタイヤを履いての走行を完了した。そして、昼休みに入る直前にベストタイムを記録する。
彼が記録した1分23秒267というラップタイムは、スペインGPの予選での記録よりも2/10秒遅いだけのものだった。そのタイムもさることながら、フェルスタッペンのマシンにはアップグレード版のルノー製パワーユニットが搭載されており、スピードトラップなどでその進化が確かに確認できる。
マクラーレン・ホンダは、スフトフェル・バンドーンが搭乗し、2番手のタイムを記録している。ただ、このペースはスーパーソフトタイヤを履いてのものだ。バンドーンは空力及び機械面でのチェック走行を担当している。
ダニール・クビアトはトロロッソのマシンでの初テスト。彼はソフトタイヤを履いて3番手のタイムを記録している。彼のこの日の最大の目的は、新しいトロロッソのマシンに慣れることである。
ルノーにはケビン・マグヌッセンが乗っている。彼らもアップデート版のパワーユニットを搭載しているが、やはりその進化を確実に感じ取り、メルセデスよりも速いタイムを記録している。
そのメルセデスに乗るのは、普段はマノーでレースをしているパスカル・ウェーレインだ。本来ならば前日ルノーのマシンを走らせたエスティバン・オコンがこの日はメルセデスに乗る予定だったが、チームはチェックのために経験豊富なドライバーを走らせたいとのことで、ウェーレインが選ばれた。
ウイリアムズはこの日フェリペ・マッサが乗り、2017年のダウンフォースレベルをシミュレートするための”ダブルデッカーウイング”を評価している。なお、マノーをドライブするジョーダン・キングが、ランチブレイク15分前にターン7でコースオフし、赤旗の原因となっている。
バルセロナ合同テスト2日目午前結果
Pos. | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
1 | Max Verstappen | Red Bull | 1:23.267 | 65 | |
2 | Stoffel Vandoorne | McLaren | 1:24.006 | +0.739 | 45 |
3 | Daniil Kvyat | Toro Rosso | 1:24.737 | +1.470 | 68 |
4 | Kevin Magnussen | Renault | 1:25.133 | +1.866 | 53 |
5 | Pascal Wehrlein | Mercedes | 1:25.166 | +1.899 | 65 |
6 | Esteban Gutierrez | Haas | 1:26.402 | +3.135 | 41 |
7 | Antonio Fuoco | Ferrari | 1:26.403 | +3.136 | 55 |
8 | Alfonso Celis | Force India | 1:26.855 | +3.588 | 37 |
9 | Felipe Massa | Williams | 1:27.167 | +3.900 | 59 |
10 | Jordan King | Manor | 1:27.615 | +4.348 | 48 |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments