マクラーレン、喫緊の課題は”最高速”の改善

ポイント獲得が期待されたマクラーレンだが、結局は2台揃ってポイント圏外でのフィニッシュとなった。

 マクラーレン・ホンダはイギリスGPをジェンソン・バトン12位、フェルナンド・アロンソ13位で終えた。

 アロンソは予選9番手のグリッドからスタートしたにもかかわらず、13位まで転落した。彼はポイント圏内でのゴールを狙って戦ったが、第1コーナーで大きくスピン、コースに戻るまでに時間がかかったのが、順位を落とした理由のひとつになった。アロンソはこう言う。

「今のパワーでは追い抜きはかなり難しく、第1、第2コーナーなどでリスクを冒すしかなかった。タフなレースだった。とてもポイント圏内で完走できるとは思わなかった。これはコースがドライの時に話で、コースが濡れていれば速さはあると思う。ウイリアムズ、フォースインディア、トロロッソなどと互角に戦えたのは自信に繋がった」

 この点はホンダの長谷川祐介F1プロジェクト総責任者も同意見だ。

「今回はトロロッソ、フォースインディア、ウイリアムズにも負けていなかったので、実力でQ3に行ける場合もあるなという感じだった。そうすればポイント獲得にも繋がるはずです。アロンソの指摘するドライでのストレートの最高速不足は、ホンダにとって課題が大きいということです。マクラーレンのクルマもドラッグが大きいのは分かっています。そこは議論していますが、お互い頑張ろうということです」

 予選でQ1敗退を喫したバトンは、次のように語った。

「予選が17番手。これではとてもポイント圏内でゴールできない。ポイント圏内でゴールするには最低でも予選グリッド10番以内で、ミスを犯さないこと。今回は、とても前のクルマに付いていけなかった」

 マクラーレン・ホンダがコンスタントにポイント圏内でフィニッシュするようになるには、ホンダのパワーユニットの性能向上も必要だが、マクラーレンの車体の性能向上、特にドラッグを減少させることが喫緊の解決すべき課題だということだ。

取材・文:赤井邦彦

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イギリスGP
サブイベント 日曜日 レース
サーキット シルバーストン
ドライバー Fernando Alonso , Jenson Button
記事タイプ 速報ニュース