メキシコGP FP2:トップタイムはベッテル。ハミルトンが0.004秒の僅差で2位

メキシコGP FP2では、ベッテルがトップタイムを記録し、2ー3位にメルセデス勢が続いた。

 メキシコGPの金曜日のフリー走行2回目(FP2)は、現地時間14時(日本時間午前4時)よりスタートした。先ほどのフリー走行1回目(FP1)のセッション終わりにターン16、17で小雨が降ったが、天候は回復したようだ。気温16℃、路面温度38℃であり、FP1に比べて路面温度が20℃上昇した。

 セッションスタートと共にマノーのパスカル・ウェーレインと、ハースのロマン・グロージャンがコースインした。

 セッション開始6分でフェラーリのふたりがコースイン。キミ・ライコネンがFP1で使ったソフトタイヤを履いたのに対し、セバスチャン・ベッテルはミディアムを装着している。ライコネンが1分22秒075、ベッテルが1分22秒024をマークしピットインした。一方、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、FP1でリヤブレーキが発火したことによりセッション後半を走行できていなかったが、ミディアムタイヤを履いてコースインした。しかし再びブレーキに悩まされ、タイムを出すことができない。

 セッション開始10分でフォースインディアのセルジオ・ペレスがターン5でスピンを喫したが、無事に復帰した。

 セッション開始15分にメルセデスのルイス・ハミルトンがソフトタイヤで1分20秒362を記録した。しかし、その後5周目でタイヤがダメになってしまったとラジオで報告している。一方、同僚のニコ・ロズベルグはミディアムタイヤで1分21秒513をマークする。

 セッション開始24分でスーパーソフトに履き替えたベッテルが再びコースインし、1分19秒790を記録した。ライコネンもスーパーソフトで後に続き、1分20秒259を記録した。

 セッション残り59分でメルセデスがスーパーソフトを装着してコースインし、ハミルトンが1分19秒803、ロズベルグは1分20秒225までタイムを上げてくる。早くも、昨年の予選タイムに匹敵するペースだ。レッドブルもスーパーソフトを履き、ダニエル・リカルドが1分20秒448、フェルスタッペンは1分20秒617とトップ3チームのタイムが出揃う。

 その中、フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグがソフトタイヤで1分20秒574をマークし、スーパーソフトのフェルスタッペンのベストタイムを上回った。

 セッション残り45分、ハミルトンがさらにタイムを伸ばし、1分19秒794を記録した。よってトップタイムのベッテルに0.004秒差まで近づく。そのベッテルは、一足先にミディアムに履き替えてロングランに移行した。

 セッション残り35分でライコネンが再びユーズドのソフトに履き替えロングランを開始。ロズベルグとレッドブル勢もユーズドのミディアムに履き替え、ロングランに入った。レッドブルのふたりは同じタイヤでの走行であり、ふたりのドライバーでプログラムを分けなかった。

 セッション残り20分で、電装系のトラブルを抱えていたハースのエスティバン・グティエレスが、ようやくコースインすることができた。マクラーレンのフェルナンド・アロンソは既にマシンを降り、早めにFP2のセッションを終えている。

 チェッカーフラッグが振られる中、ピットレーン入口でトロロッソのダニール・クビアトのマシンが白煙をあげながらパワーダウンした。チームは急いでエンジンを止めるようにラジオで勧告した。

 結局、FP2ではベッテルがトップタイム、それにメルセデスが続くというFP1とは逆転した結果となった。金曜日のショートランはメルセデスとフェラーリが優勢的だ。スーパーソフトのタイムはトップから8位のバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)まで1秒差であり、拮抗している状態である。

 明日のフリー走行3回目は現地時間10時(日本時間30日午前0時)よりスタートする。

2016年F1第19戦メキシコGPフリー走行2回目結果

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval
1  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 47 1'19.790    
2  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 37 1'19.794 0.004 0.004
3  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 46 1'20.225 0.435 0.431
4  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 37 1'20.259 0.469 0.034
5  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 43 1'20.448 0.658 0.189
6  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 43 1'20.574 0.784 0.126
7  Max Verstappen  Red Bull TAG 42 1'20.619 0.829 0.045
8  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 41 1'20.629 0.839 0.010
9  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 46 1'20.974 1.184 0.345
10  Fernando Alonso  McLaren Honda 25 1'21.003 1.213 0.029
11  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 39 1'21.193 1.403 0.190
12  Jenson Button  McLaren Honda 39 1'21.198 1.408 0.005
13  Felipe Massa  Williams Mercedes 45 1'21.326 1.536 0.128
14  Kevin Magnussen  Renault Renault 39 1'21.442 1.652 0.116
15  Sergio Perez  Force India Mercedes 41 1'21.579 1.789 0.137
16  Jolyon Palmer  Renault Renault 44 1'21.785 1.995 0.206
17  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 42 1'21.980 2.190 0.195
18  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 42 1'21.997 2.207 0.017
19  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 43 1'22.037 2.247 0.040
20  Romain Grosjean  Haas Ferrari 14 1'22.105 2.315 0.068
21  Esteban Ocon  Manor Mercedes 44 1'22.298 2.508 0.193
22  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 33 1'22.408 2.618 0.110

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 メキシコGP
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー Carlos Sainz Jr. , Daniel Ricciardo , Kimi Raikkonen , Lewis Hamilton , Max Verstappen , Nico Hulkenberg , Nico Rosberg , Sebastian Vettel , Valtteri Bottas
記事タイプ フリー走行レポート