メルセデス「スタートの問題はまだ改善すべきエリア。まだ失敗のリスクはある」

トト・ウルフは、メルセデスのふたりにはスタートを失敗するリスクがまだ残っていることを認める。

 ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、今季スタートに苦しんでいる。つまりこのスタートの問題は、今季のタイトル争いにおいて、大きな役割を果たしてきたと言っても過言ではない。

「レギュレーション変更の目的は、ドライバーに多くの責任を与えることだった」

 そうウルフは語る。

「公平に言えば、ここは我々が来年に向けて改善しなければならないエリアのひとつだ。ドライバーからすれば、正しいスタートをするのは非常に難しい。だから、我々にとってはこれは最も重要な問題なんだ。まだリスクはある、そうだよ」

 ウルフは、マシンが常にグリッドの前方にあるため、スタートの失敗が必要以上に目立ってしまうと語る。

「グリッドの前方にいれば、その動きを良く見ることができる。それが失敗した時には、多くの人がそれを目撃するんだ」

「実際のパフォーマンスがあり、体感できるパフォーマンスがある。そして、我々は両方のデータを持っている。なぜなら、感覚的な信頼性や体感できるパフォーマンスは、実際の動きや機械的な信頼性とは異なるからね」

「人は我々のピットストップが良くないと言うだろう。そして、他の誰よりも技術的な問題があると指摘する。しかし、これには全く異なるふたつのデータの組み合わせによるものなんだ」

「私は、実際より悪く見えていると思う。我々は、競争相手たちも良いスタートと悪いスタートを繰り返すのを見てきた」

「しかし、そこは非常に複雑なエリアだ。クラッチの材料、構造、ドライバーの取り扱い、トルクの伝達、バイトポイントなど、クラッチに関わる全ての相互作用なんだ」

「私はまだ、改善の余地がある領域だと信じているし、すべてのエンジニアがそれを理解している」

 ウルフは、マレーシアのレースは接近戦になるため、スタートの信頼性が大きな役割を果たすと考えていると示唆した。

「ロングランでのペースは、それほど違いがなかった」

「我々は、今の世代のクルマと、そして明日(決勝レース)が暑くなることを知っている。そのシステム、タイヤ、エンジン、そのほか生き残るためにベストなクルマがどう作られるのかという点を見ることになるだろう」

「1時間半、何もない平穏なレースになるとは思わない。何だって起こり得る。だから、スタートが大きな役割を果たすのは明らかだ」

 

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース
タグ wolff