メルセデス「フェラーリを倒すために速さを十分ではなかった」

メルセデスのトト・ウルフは、もしベッテルが1ストップのまま走り切っていたら、ハミルトンがそれを抜くのは難しかっただろうと認める。

 カナダGPの決勝レース序盤、セバスチャン・ベッテルは首位を走っていた。しかしジェンソン・バトンのリタイアによりバーチャルセーフティカーが導入された際、彼はピットに入り、2ストップ作戦を採用した。

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、2ストップの方が速いということに気付いていたが、フェラーリに勝つためには、トラック上でポジションを確保した方がチャンスが高かったと語っている。

 また、「ルイス・ハミルトンがベッテルを、直接対決で下すのは難しかったと思うか?」という質問に対しては「とても難しかったはずだ」と答えた。

「レッドブルのトップスピードを見ただろう。フェラーリのスピードも我々より速かった。これがここ数年言われていることだ。つまり、レギュレーションが長く変わっていないから、パフォーマンス差は減少してきたということだ」

「今まさにこういうことが起こっている。だから来年からレギュレーションが変更されるのは、良いことだよね! しかしベッテルを抜くのは確かに難しかった。彼は速かったし、差をつけようにも彼らとのギャップは小さすぎた」

フェラーリの勝利

 ここ数レースで持ち込まれているフェラーリの改良版のエンジンとマシンは、フェラーリ全体の、レースでの勝利を目指す確固たる姿勢が表れているとウルフは考えている。

「フェラーリの開発を長い目で見れば、彼らはレース毎によくなっている。シーズンの始めはいくつかのアクシデントもあったけど、今週末はまた、フェラーリがレースに勝つことができるということがわかった」

 またウルフは、「我々メルセデスは同じところに立ち続けてはいない。来月のイギリスGPに向けて相当の開発をしている」と話す。

「我々はもっとプッシュするし、すでにイギリスGPのための空力とエンジンのアップデートが控えている。チームの全員が、要求されているレベルに到達するように懸命に働いている」

 

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton , Sebastian Vettel
チーム Ferrari , Mercedes
記事タイプ 速報ニュース