メルセデス代表、「正気とは思えない」陰謀説を激しく非難

ソーシャルメディアを利用して、今シーズン、メルセデスがルイス・ハミルトンに対する破壊工作を行ったという陰謀説を唱える人々を相手にしている暇はない、とトト・ウォルフは言う。

 ハミルトンのチャンピオンへの夢は、信頼性の問題によって危機的状況を迎えている。その一方で、チームメイトのニコ・ロズベルグは何の問題もなく、今年4戦連勝を果たしている。ウォルフは陰謀説を唱える人々を「正気ではない」として、真剣に取り合うつもりはないと話した。

「そもそも、我々がそんなことを故意にやるはずがない」とウォルフは言う。

「いくつかのソーシャルメディアでチームは非難されている。陰謀説を唱える人々がいるんだ」

「2度の世界チャンピオンに輝く自分のチームのドライバーに対して、チームがわざと傷つけるようなことをすると思うような、狂った奴らのことは認めたくない」

「彼は我々の期待に応えてくれるし、我々も彼の期待に応えたいと思っている。これはメカニカルなスポーツだ。問題が起きることもある」

「実際、ニコのクルマにも問題が発生した。MGU-Kの問題がレース中に発生して、白髪が増える思いだった。レースをフィニッシュできないのではないかと思う時もあった」

「競争力の高いクルマをつくるためにシャシーとエンジンについては極限までプッシュしている。だから、我々はレースに勝てるんだ。だが、極限までプッシュしていると、ある時、その限界が見えてくる」とウォルフはつけ加えた。

深刻に捉えていない

 陰謀説を唱える人々に何を言いたいかをたずねると

「ベッドに寝転がって、胸の上に乗せたノートパソコンから人を非難するようなことを発信するような人たちを真剣に相手にする気にはなれない」という答えが返ってきた。

「我々は深刻には捉えていない。他人は何を考えるか分からないからね。ルイスはこのチームで過去に2度のチャンピオンシップ優勝を果たしているドライバーだ。我々としても、どのレースでも最高の状態で彼がスタートできるように常に努力している」

「言いたいこと? ただ、皆は何を考えているのだろうと思うだけだよ」

 ハミルトンのクルーに影響があるようなネガティブなコメントは控えて欲しいとウォルフは言う。

「私がこうして声を上げているのは、クルーを守りたいからだ。こうした何の根拠もない不当な許しがたい人を傷つけるコメントによって、彼らは攻撃されているんだ」

「彼らがこういったコメントを読んだら、自分に対する非難だと受け取るかも知れない。だから、はっきり言っておきたいんだ。理にかなった、真実のコメントは有り難く受け取るし、批判についても我々は非常に真剣に受け止めている。我々を本当に応援してくれている、コアなファンのグループが存在するんだ」

「たまに失敗しても、もっと努力できたかも知れないと認めるだけのことだ。ここ数レースではいくつかミスを犯している。もちろん、エンジンでルイスを落胆させてしまったことも、そのひとつだ」

「それは、我々も分かっているし、誰よりも強く感じている。とても深刻に受け止めている人もいる」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ロシアGP
サーキット ソチ・アウトドローモ
ドライバー Lewis Hamilton
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース