ヨーロッパGPフリー走行2回目:ハミルトン連続首位。フェラーリ+ロズベルグはトラブル発生

ヨーロッパGPフリー走行2回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

 フリー走行1回目終了後、いくつかのマシンの左リヤタイヤにダメージがあることが確認された、FIAはこの問題について調査を行った結果、いくつかの縁石が外れかかっており、それを留めていたネジの先端がタイヤを傷つけたと考えた。そのため、FP1とFP2の間に予定されていたGP2の予選を途中で中断し、縁石の溶接作業を実施。セッションは無事に予定時間通りに開始された。

 各車がコースに出て行くが、いくつかの縁石が外れかかるようなシーンが、国際映像に映し出される。しかし、オフィシャルは問題なしと判断したのか、セッションはそのまま進行されていく。

 各所で多くのマシンがランオフエリアにオーバーランしてしまう中、終始速さを見せたのがメルセデスの2台。開始早々にFP1のタイムを上回ると後続に圧倒的な差を見せつけてトップタイムをキープしていく。ニコ・ロズベルグがこれに続くが、セクター1をなかなかまとめきれず、ハミルトンとの差は大きい。

 FP1のレポートでも申し上げた通り、ここバクーの市街地コースは、超高速の公道コース。ゆえに最高速がモノを言う。そのため、上位をメルセデス製パワーユニット搭載チームであるメルセデス、ウイリアムズ、フォースインディアが占める。フェラーリとレッドブルはペースがなかなか上がらず、トロロッソやマクラーレン・ホンダと終始中団を争う格好となる。

 なお、FP1とFP2で好調のマクラーレンは、フェルナンド・アロンソにクラッチが切れないトラブルが発生。アロンソはステアリングを様々操作するも変わらず、結局自ら、コクピットの前方上部にある緊急用のニュートラルボタンを押し、ピットへ惰性で戻るというシーンもあった。

 セッション終盤、なかなかハミルトンに近づけないロズベルグは、残り22分と言うところで今度はトラブルに見舞われてしまい、ターン1をクリアしたところでマシンを止めてしまった。また、フェラーリのキミ・ライコネンも、残り5分というところでターン5にマシンを止めた。またセバスチャン・ベッテルも残り1分半というところでスローダウン。ゆっくりとした速度でピットに戻っている。フェラーリ2台は好タイムを出せなかったばかりか、揃って同じトラブルに見舞われてしまったようだ。

 結局ハミルトンが1分44秒223のトップタイムをキープ、最大のライバルであるチームメイトに0.7秒の差をつけた。以下ロズベルグ、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)と、メルセデス製パワーユニット使用勢がトップ5を占めた。

 初日を見る限りでは、メルセデス、しかもハミルトンが圧勝しそうに見えるヨーロッパGP。ロズベルグの、そしてフェラーリを始めとする他陣営の巻き返しはなるのだろうか?

ヨーロッパGPフリー走行2回目結果

Cla#DriverChassisEngineLapsTimeGapIntervalkm/h
1 44  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 33 1'44.223     207.351
2 6  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 26 1'44.913 0.690 0.690 205.987
3 11  Sergio Perez  Force India Mercedes 37 1'45.336 1.113 0.423 205.160
4 77  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 35 1'45.764 1.541 0.428 204.330
5 27  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 37 1'45.920 1.697 0.156 204.029
6 55  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 35 1'46.027 1.804 0.107 203.823
7 33  Max Verstappen  Red Bull TAG 35 1'46.068 1.845 0.041 203.744
8 5  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 36 1'46.219 1.996 0.151 203.455
9 22  Jenson Button  McLaren Honda 32 1'46.234 2.011 0.015 203.426
10 3  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 32 1'46.293 2.070 0.059 203.313
11 14  Fernando Alonso  McLaren Honda 27 1'46.498 2.275 0.205 202.922
12 8  Romain Grosjean  Haas Ferrari 29 1'46.681 2.458 0.183 202.574
13 7  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 32 1'46.694 2.471 0.013 202.549
14 26  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 35 1'46.744 2.521 0.050 202.454
15 21  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 26 1'46.830 2.607 0.086 202.291
16 19  Felipe Massa  Williams Mercedes 28 1'47.060 2.837 0.230 201.856
17 20  Kevin Magnussen  Renault Renault 38 1'47.329 3.106 0.269 201.350
18 88  Rio Haryanto  Manor Mercedes 33 1'47.487 3.264 0.158 201.055
19 9  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 22 1'47.772 3.549 0.285 200.523
20 30  Jolyon Palmer  Renault Renault 35 1'47.794 3.571 0.022 200.482
21 94  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 36 1'48.018 3.795 0.224 200.066
22 12  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 38 1'48.081 3.858 0.063 199.950

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 ヨーロッパGP
サブイベント 金曜 フリー走行2
サーキット バクー市街地
ドライバー Lewis Hamilton
記事タイプ フリー走行レポート