リカルド「今季中に最低でも1回は勝てるはず」

レッドブルレーシングのダニエル・リカルドは、安心して今シーズンを過ごすためにはレースでの勝利が必要だと話した。

 2014年にレッドブルで3勝を挙げたリカルドは、今年はその倍のスコアを稼ぐことを目標にしていた。

 しかし、スペインでは戦略を誤ったことでチームメイトのマックス・フェルスタッペンに負け、モナコではピットストップを失敗したためにメルセデスのルイス・ハミルトンに勝利を奪われてしまった。そのためリカルドは、今シーズンのメインの目標は、まずはポディウムに最も近いところへ戻ることだと主張した。

 レッドブルのホームグランプリであるオーストリアGPに向けて、彼自身とチームの希望について尋ねると、「まだシーズンの半分も終わってないし、チャンピオンシップへの挑戦が終わったとは言えない。シーズンが終わるまでに最低でも1勝は出来ると信じている」と語った。

「だけど、チャンピオンシップ争いのために6勝か8勝できるかと聞かれたら、答えはおそらくノーだ。それは高望みだ」

「確かに目標はポイントのためにステップを踏むことだ。今シーズンはそれで満足だけど、来年はライバルときちんと戦いたいと思う」

2015年、失望の前半と飛躍の後半

 2度も勝利を逃して失望しているにもかかわらず、今年のレッドブルは昨年のシーズン半分の時点で位置していた場所よりも、はるかに良いポジションにいるとリカルドは認めた。

 昨年のレッドブルはオーストリアGPまでの時点でまだポディウムを獲得できておらず、コンストラクターズ選手権では4位につけていた。そして3位のウイリアムズとはかなりの差があった。

「昨年のこの時期はポジティブではなかった。だけど今は状況が変わった」とリカルドは話す。

「すべての人がいなくなったわけじゃない。だから僕たちのところにまだ有能な空力エンジニアや他のエンジニアがいる。だから明らかにポジティブだ」

「周りの人々は『ああ、彼らは信用を失ったんだ』と思ったかもしれないけど、スタッフみんなが残った。そしてエイドリアン(・ニューエイ)との契約もまだ少し残っている。これはいいことだったね」

「今はチームがうまく機能していることが見てとれるし、来年はもっと面白くなると思うよ」

 昨シーズン初めのレッドブルの戦闘力を見て、自身のチームでの未来に疑問を持ったかという問いに対してはこう答えた。

「もちろん。2014年は2013年よりもステップダウンしたし、2015年の最初の数レース、そしてシーズン半ばでさえかなりのステップダウンだった。僕らはすべての年、シーズン当初はポディウムから遠ざかっていた」

「だから今シーズンやこれから先起こることが続けば、大丈夫だと思うよ。確かに、いろいろなことが頭に浮かぶと思うけど、それは普通のことだし、シーズン中に状況が良くなっていることに感動しているんだ」

「昨年はシルバーストーンからブダペストまでの間に劇的にマシンが良くなって、そこからいくつかのレースで速さを見せられたと思う。チーム全体にとっていいことだったし、僕たちみんながそれを望んでた」

「結局、今年も多少のアップダウンがある。だけど去年より良いマシンだということはわかってるし、エンジンももっと改良している。改善されていることを感じ続けること……これが求めることができる全てだ。僕たちが正しい方向に向かっていることがわかると思う」
 

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Daniel Ricciardo
チーム Red Bull Racing
記事タイプ 速報ニュース