リカルド「今日は勝利を捨ててしまっただけ」

ダニエル・リカルドは、レッドブルが3ストップ作戦を選択したために、スペインGPでの勝利を逃したと考えている。

 メルセデス2台がリタイアした後、リカルドはチームメイトのマックス・フェルスタッペン、そして2台のフェラーリを従えてレースをリードした。

 その後リカルドは3ストップ戦略を採用し、セバスチャン・ベッテルもこれに追従。しかしフェルスタッペンとキミ・ライコネンは2ストップを選び、結果的に2ストップを選んだドライバーふたりが1位と2位でフィニッシュし、その戦略の正当性を証明した。

「マックス(フェルスタッペン)を表彰台で見るのは、今日は難しいことではなかったと思う。しかし、僕にとっては、表彰台に登れなかったというのは、実に厳しい結果だ。今日は、僕にとって大きな失望の日となったしまった」とリカルドはレース後に語る。

「僕はリードしていた。それは、僕らの手にあった。メルセデスが1周目にミスを犯したことで、レースは僕らの手の内にあったんだ」

「僕らは3ストップの戦略を実行した。その戦略が遅かっただけではなく、セブ(ベッテル)にも先行されてしまった。それだけではなく、セブをパスするだけではなく、3台のマシンを抜く必要があった。このトラックは、抜くのがとても難しいのに」

「その戦略は意味をなさなかった。僕らは、皆同じ戦略を採るものだと思っていたが、それは間違いだった。今日の僕らは、勝利を捨ててしまっただけだと思うね」

 なぜチームは3ストップ戦略に切り替えたのかと言う問いに対し、リカルドは「分からない」と答えた。

「まだ誰とも話をしていないんだ」

「彼らは表彰台を楽しんでいた。それは十分にフェアなことだよ。でも、なぜ僕はひとりなのか、理解できないんだ。普通は先頭を走っている人間が良い戦略を採るはずだけど、今日はそれがうまくいかなかった」

そして、リヤタイヤがパンク

 リカルドはベッテルを攻略しようと戦った。しかし、65周目に左リヤタイヤがパンクし、表彰台の可能性は完全に潰えた。

 レース後、パンクの原因が接触にあるとの想像を否定した。

「いや、接触があったとは思えない」とリカルド。

「グリッド上の99%のドライバーは、おそらくオーバーテイクをしようとはしなかっただろう。多くのドライバーは、前を走るドライバーの後ろに止まるから、タイヤに亀裂が入る危険性は少ないわけだ」

「僕は何度か(ベッテルに)トライしてみたよ。うまくいかなかったけどね。でも、4位では満足できなかったんだ。パンクするような何かがあったかって? 僕はそうは思わない」

「運を信じているわけじゃないけど、今はただ最悪な状況だよ」

ホーナーは戦略を分けたことを弁解

 フェルスタッペンを2ストップ、リカルドを3ストップにしたチームに決定について、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは擁護した。

 ホーナーは、チームのふたりの戦略が分かれたことについて、戦略を分けたフェラーリのそれぞれのドライバーをカバーすることが目的だったと主張した。

「予選で良い位置を確保し、メルセデスがいなくなったことで、今日はフェラーリをカバーしなければならなくなった。少なくとも彼らは、クリーンエアの中では速いはずだったからね」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 スペインGP
サーキット サーキット・デ・バルセロナ-カタルーニャ
ドライバー Daniel Ricciardo
チーム Red Bull Racing
記事タイプ 速報ニュース