リカルドの敗北原因判明。タイヤは手の届きにくい所にあった

レッドブルは、ダニエル・リカルドの勝利を奪ったピットストップ時の失態が、ピットウォールとガレージの連絡ミスが原因だったと明らかにした。

 フルウエットタイヤからインターミディエイトタイヤに交換したリカルドは、フルウエットタイヤのままコースにとどまっていたルイス・ハミルトンに追い付き、そして追い詰めていた。

 ハミルトンがウルトラソフトタイヤに交換した翌周、リカルドもピットに入ることを選択した。チームは当初、彼に新品のソフトタイヤを履かせることを計画していたが、ピットイン直前にQ2で使ったスーパーソフトタイヤを使用することに変更した。

 チームはこの変更に対応する時間が十分にあると信じていたが、実際にはモナコのガレージが狭いために違うタイヤを取り出すのに手間取ってしまい、リカルドがガレージ前に到着する以前にタイヤを用意することができなかった。

 レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーは言う。

「ここモナコでは、ピットウォールは2階にあり、ガレージが1階にあるんだ」

「いずれのタイヤもガレージで温められていた。ガレージの後ろでね。しかし、残念ながら選択したタイヤは、容易に手の届くところにはなかったんだ。ガレージの奥にあったんでね」

「メカニックにはスクランブルがかけられた。そして、ソフトタイヤが準備できていたんだ。イエローの方だね。そしてスーパーソフトに変更することが決定された時、スーパーソフトでいくというリクエストが伝えられた。両方のタイヤは、ガレージの裏で正しく準備されていた」

「しかし、それはクルマが到着するまでに準備できなかった。これには、おそらく10秒を要したはずだ」

「それだけ遅れたにもかかわらず、2台(リカルドとハミルトンのクルマ)はピットレーンの出口で並ぶことになった。ダニエルのインラップがどれだけ速かったか、そしてルイスのアウトラップがどれだけ遅かったかということを、見ることができる。このような形で勝利を失うことになってしまい、とても失望しているよ」

謝罪以外にできることはない

 ホーナーは、チームがリカルドに対して償うためにできることは何も無いと言う。謝罪をし、2度とこのようなミスを犯さないようにすること以外には。

「チームとして、我々は勝つ時は一緒に勝つし、負ける時は一緒に負ける。我々は今日、ダニエルに対して十分なサービスを与えることができなかった。我々にできることのすべては、ダニエルに対して謝罪することだけだ。ポールポジションを獲得するために、昨日彼とは素晴らしい仕事をした」

「彼はレースにおいて、すべて正しいことをした。インターミディエイトを履いたのも、スリックタイヤを履くまでとしては正しいことだった」

「しかし、残念ながらピットウォールとタイヤマネージメントの間でのコミュニケーションのミスは、今日の我々を失望させている。にもかかわらず、よくルイスを攻撃したと思う」

「彼はシケインの出口で、一度ルイスにかなり接近した。しかし、オーバーテイクをする絶好の機会が訪れることはなかった。我々はモナコでオーバーテイクを成功させるのがいかに難しいかを知っている。そして、事実上はピットストップによって、レースを失ってしまった」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サーキット モンテカルロ
ドライバー Daniel Ricciardo
チーム Red Bull Racing
記事タイプ 速報ニュース