登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
フリー走行レポート

ロズベルグが首位発進。エアロスクリーン搭載車も走行:ロシアGP FP1レポート

F1第4戦ロシアGPのフリー走行1回目が行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が1分38秒127秒でトップタイムを記録した。

Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the Aero Screen

XPB Images

Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 Team W07
Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 Team
Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 Team W07
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the Aero Screen
The Red Bull Racing RB12 of Daniel Ricciardo with the Aero Screen
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the Aero Screen
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the Aero Screen
John Booth, Scuderia Toro Rosso Director of Racing

 セッション前半に注目を集めたのは、ドライバー保護システム”エアロスクリーン”を搭載したマシンを走らせたレッドブルだ。ダニエル・リカルドがステアリングを握り、開始2分後にコースイン。後方から接近するマシンもしっかりと見えているようで、キミ・ライコネンのフェラーリに進路を譲る場面も見られた。リカルドはこのデバイスをつけて1周のみ走り、ピットに戻ってエアロスクリーンを外して通常の走行に移っていくことになる。

 メルセデスAMGの2台はセッション序盤から順調に走行を重ね、ソフトタイヤでの連続走行を行う。

 今回、多くのチームがミディアムタイヤの持ち込み本数を極端に減らしており、マノーの2台だけはミディアムを2セット選択したが、その他は1セットのみの持ち込み本数となっている。にもかかわらず、フェラーリやザウバー、そしてマクラーレンなどは、その唯一のミディアムを早速使ってしまっている。それだけ、レースではミディアムタイヤの出番はないと、早々に各チームが判断しているというわけだろう。ちなみに、決勝レースではミディアムもしくはソフトのいずれかを、最低1セットは使わなければならないと規定されている。

 多くのマシンがソフトタイヤを履いて走行する中、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)らがスピンを喫している。この日のソチの気温は14度、路面温度は29度と涼しく、タイヤがなかなか作動温度領域に入りきっていないのかもしれない。

 ソフトタイヤで最速タイムを記録したのは、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグで、1分39秒097だった。

 セッション後半になると、上位チームもスーパーソフトタイヤを装着してコースイン。ウイリアムズのバルテリ・ボッタスがまずアタックを行うも、1分39秒802と、ソフトタイヤのメルセデスにも追いつくことはできない。

 そのメルセデスは、ロズベルグがスーパーソフトタイヤを履き、1分38秒642を記録。ソフトタイヤとの差は0.45秒である。ロズベルグは一度遅い周回を挟んで再びアタック。今度のタイムは1分38秒127と、1回目のアタックを0.5秒も上回ってしまった。さらにもう一度遅い周回を挟んでアタック。若干のミスがあったようでラップタイム自体は目立つものではなかったが、セクター3で最速タイムを記録するなど、グリップダウンの傾向はまだ見られない。

 つまり、スーパーソフトタイヤでも、デグラデーションは非常に小さいと予測することができ、今回はスーパーソフトを多用する戦略を立てたチームが、レースを制する可能性が高そうだ。結果、今回のレースに多くのソフトタイヤを持ち込むことを選択してしまったチーム、例えばフェラーリなどは、スーパーソフトを履かず、ソフトタイヤのみでこのセッションを走りきっている。

 結局、前述のロズベルグのタイムがトップタイムのまま、セッションが終了。2位にはハミルトン、3位セバスチャン・ベッテルと4位キミ・ライコネンのフェラーリ2台がメルセデスAMGに続いた。なおこのフェラーリの他に、マクラーレン、トロロッソ、ザウバー、ルノー、そしてマノーは、このセッションでスーパーソフトタイヤを使用しなかった。

ロシアGP フリー走行1回目結果

PosDriverTeamTimeGapLaps
1 GermanyNico Rosberg  GermanyMercedes 1:38.127   32
2 United KingdomLewis Hamilton  GermanyMercedes 1:38.849 +0.722 31
3 GermanySebastian Vettel  ItalyFerrari 1:39.175 +1.048 19
4 FinlandKimi Raikkonen  ItalyFerrari 1:39.332 +1.205 18
5 BrazilFelipe Massa  United KingdomWilliams 1:39.365 +1.238 14
6 AustraliaDaniel Ricciardo  AustriaRed Bull Racing 1:39.650 +1.523 24
7 FinlandValtteri Bottas  United KingdomWilliams 1:39.802 +1.675 34
8 RussiaDaniil Kvyat  AustriaRed Bull Racing 1:40.218 +2.091 26
9 MexicoSergio Perez  IndiaForce India 1:40.287 +2.160 22
10 SpainCarlos Sainz Jr.  ItalyToro Rosso 1:40.654 +2.527 21
11 United KingdomJenson Button  United KingdomMcLaren 1:40.663 +2.536 19
12 SpainFernando Alonso  United KingdomMcLaren 1:40.771 +2.644 18
13  Sergey Sirotkin FranceRenault F1 Team 1:40.898 +2.771 24
14 BrazilFelipe Nasr  SwitzerlandSauber 1:41.085 +2.958 21
15 NetherlandsMax Verstappen  ItalyToro Rosso 1:41.134 +3.007 22
16 MexicoEsteban Gutierrez  United StatesHaas F1 Team 1:41.238 +3.111 18
17 FranceRomain Grosjean  United StatesHaas F1 Team 1:41.385 +3.258 20
18 United KingdomJolyon Palmer  FranceRenault F1 Team 1:41.671 +3.544 25
19 SwedenMarcus Ericsson  SwitzerlandSauber 1:41.962 +3.835 22
20 GermanyPascal Wehrlein  United KingdomManor Racing 1:42.483 +4.356 21
21 IndonesiaRio Haryanto  United KingdomManor Racing 1:42.687 +4.560 8
22 MexicoAlfonso Celis Jr. IndiaForce India 1:43.432 +5.305 23

 

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 アロンソ、回復遅れを認める
次の記事 ハミルトンがFP2トップ。ベッテルはまたもトラブルに見舞われる:ロシアGPフリー走行2回目レポート

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本