不満が集中するタイヤ最低内圧。ピレリは「正常値」と主張

今回のタイヤの内圧最小値の変更はなし。ドライバーから多くの内圧を下げる要望に対し、ピレリはそれを退けた。

 多くのドライバーが、ベルギーGPに向けてピレリが設定したタイヤの最低内圧が高すぎるとして、不満を訴えていた。金曜日のフリー走行後には、ドライバーらからの訴えにより内圧を引き下げることが求められたが、ピレリは正常な値だと判断し、変更は行わなかった。

 今回指示されている最低内圧の値は、フロントが23.5psi、リヤ22psiである。

 この数値に対してフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)は「冗談じゃない」と金曜日に言及していた。

「僕たちの今までのキャリア中でも、こんなに高い内圧で走ったことはないよ」とマッサは言う。

「正直言って、これは一種のジョークなのかと思うね」

「みんな苦労を強いられていると思うよ。僕はみんなが同じ高い内圧のタイヤで走っていることを想定しながら走行していた。マシンが全く路面に接地していないんだ」

 こういった苦情があるにもかかわらず、ピレリは設定した数値に間違いはないとした。

 唯一変更があったのはフロントキャンバー角の制限値で、当初−3.50°だったものが、−3.25°にすることが明かされた。

 ピレリのF1レーシングマネージャーであるマリオ・イゾラは、急な発表にならないよう、ベルギーGP以前から高い内圧値を設定することをチームに公表していたと主張した。

「私はチームがそんなに驚くほどの内圧値を設定したとは思っていない」

 イゾラはそう主張する。

「今年の初めから、ハイスピードのサーキットで今回のような内圧値を設定しようと決めていたんだ。スパはそのうちのひとつだ」

「すでに2月には、スパで内圧の最小値をフロント23〜24psi、リア22psiにする計画を彼らに伝えている。だからそんなに驚くべきことではないよ」

「もともと24psiになる予定だったが、それでも23.5psiにしたんだ。それに大きな違いはなく、想定よりも高い内圧ではなかった」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
記事タイプ 速報ニュース