「予選システムをめぐる混乱から多くを学ぶべき」クレア・ウイリアムズ

予選方式を取り巻く騒動から、「将来のルール変更については、多くの時間を割く必要があるということを、F1チームは学んだ」と、クレア・ウイリアムズは語る。

 オーストラリアとバーレーンで使用され、激しい批判を浴びた、新しいノックアウト方式の予選。F1の首脳陣たちは、全チーム合同での要求によって、すぐさま2015年の予選方式に戻すことを確認している。

 クレア・ウイリアムズによれば、喧々諤々、そして政治的な争いが繰り広げられた新予選システムに関する議論は、うまくいけば、将来的に繰り返されるであろう潜在的なトラブルを防ぐことができる可能性を持っているという。

「私たちは、新な提案を検討するためには、多くの時間が必要であることを学んだと思います」

 ウイリアムズのチーム副代表はそう語る。彼女はチームの2015年の財政問題について、メディアブリーフィングに議論をしていた。

「そのような問題は、公共の場でなされるべきことではありません。舞台裏でやるべきです」

2015年システムへの回帰は、あくまで中継ぎ

 ウイリアムズはバーレーンGP前、脱落式のフォーマットを微調整するFIAの動きを支持しなかった、4チームのうちのひとつだった。FIAの案は、ウイリアムズが求めた内容ではなかったのだ。しかし、今は2015年の予選フォーマットに戻すというチーム側の要求が受け入れられたため、彼女は安堵しているという。

 2015年の予選方式に回帰することは短期的に見れば、F1が直面する新たな批判にを防ぐことはできない。しかし、F1が2017年により効果的な予選方式を導入するために、その議論をする余裕を生むことができると彼女は言う。

「F1が2015年の予選方式に戻ることによって、ウイリアムズは変わる」と、ウイリアムズは言う。「ファンが望むモノが明らかになり、それがメディアが望むモノであってほしいと望むし、そしてそれは我々のパートナーが望んでいるものだと思います」

「一時的に2015年のシステムに戻ることで、F1は安定期に入る。すると、我々は2017年の予選システムがどんなポテンシャルを持っているのか、しっかりと腰を据えて、分析することができるのです。私は、それが私たちに必要だったことであり、何をすべきかを考えなければいけないと思います」

 今季のチャンピオン争いが早期に決着してしまった場合、チームは来季に向けたアイデアを、シーズン後半に実際に試すことができる。しかし、来るべき2017年のレースウイークのスケジュールの改革案について、展望がなければならないのは明らかだ。

「レースの週末はもちろん、視聴者数が減っているテレビでF1を観ていただいているファンのことも考えなければなりません」とウイリアムズは付け加える。「私たちはコースの上のことを見るのはもちろん重要です。しかし、週末全体を見渡し、今のファンを離さず、その上で新しいファンを開拓する方法も考えなければならないと思います」

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この記事について
シリーズ F1
チーム Williams
記事タイプ 速報ニュース