新燃料がマクラーレン・ホンダのカナダでの進歩を後押しする

マクラーレン・ホンダは、今週末のカナダGPに持ち込まれるエクソンモービルの新燃料により、恩恵を受けることになりそうだ。

 この新しいスペックの燃料は、エクソンモービルの米国R&D部門で開発され、ホンダの日本とイギリスのファクトリーでテストが行われてきた。これは今季最初のアップグレードであり、昨年と比較して非常に大きな進歩を果たしたという。

「我々はカナダに新しい燃料を持ち込む。これは、我々がホンダと共に取り組んできたものだ」

 エクソンモービルのグローバルモータースポーツ技術マネージャーのブルース・クローリーはMotorsport.comに語った。

「これは全く新しいコンセプトだ。他のメーカーが行っていることとは、全く別のモノ。これは進行中の開発プログラムの一環であり、今はちょうど3年目にあたる」

「我々はメルボルンで大きな前進を果たした。エンジンはふた桁の動力性能向上を果たしたんだ」

「我々はシーズンを通して、燃料の開発を行ってきた。そしてモントリオールに持ち込む燃料で、1%の出力向上を果たすことができるだろう」

「パワーアップは5kW程度だ。ラップタイムで言えば、だいたい1/10秒くらいだろうか。どのようなサーキットでも、そのくらいの効果を得ることができると思う」

 クローリーは、この最新スペックの燃料が、ホンダ、燃料メーカーの科学者およびエンジニアに、パワーユニットのテクノロジーおよび出力の開発において、共同で行うことができる余地を与えたと言う。

「このテクノロジーで非常に面白いのが、モントリオールでは非常に特殊なテクノロジーを投入するということだ」

「燃料のテクノロジーは、大きな可能性を秘めている。変化し、進化し続けるエンジンのハードウエアから、さらに多くのパフォーマンスを引き出すことができる」

「エンジンの燃焼システムの変更と共に、さらなるゲインを可能とするという点から、我々はこれを大きな進展だとみなしている。基本的に我々は、ホンダの、開発における限界を広げようとしているんだ」

 エクソンモービルは、少なくとも今季中にさらにふたつのステップアップを遂げるつもりだという。

「我々は、2016年の開発プログラムの半分を過ぎたばかりの所にいる。我々はさらにふたつの燃料を、今季中に用意できることを期待している。次のアップグレードについては、すでに見極めている。そして我々は、シーズン後半により良いモノを用意するつもりだ」

「開発プログラムは、昨年よりも激しい。昨年、我々は4種類の燃料を用意した。そして今年も、4種類の燃料を用意したい」

「このステップは我々にとって大きいものだ。そして、2017年に向けて多くの活動を行っている。このような計画が立てられていくにつれ、進行中の業務が数多くあるんだ」

「このスペックは非常に特異であり、そしてオーダーメイドで作られたモノだ。エンジンのハードウエアとマッピングに合わせてね。最大のパフォーマンスを発揮するために、すべてが完全に協調しなければならない。そしてエンジンの設定を、燃料からパフォーマンスを最大限引き出すモードにしていただかなければならない」

「そのため、我々はハードウエアのアップグレードに合わせて、新しい燃料を投入しようとしている。常にそれができるわけではないのだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム McLaren
記事タイプ 速報ニュース