日本GP FP2:金曜日はメルセデスがトップタイム。前戦勝者リカルドはトップ10から外れる。

日本GP FP2は、1−2位のロズベルグとハミルトンをライコネンとフェルスタッペンが追いかけた。

 しばしの昼休憩を挟み、14時より日本GPのフリー走行2回目(FP2)がスタートした。気温24℃で路面温度33℃。午前中に比べて雲が厚くなってきた。

 スタートと共に、FP1でブレーキトラブルによりクラッシュした、ハースのロマン・グロージャンがコースイン。フェラーリのセバスチャン・ベッテルと、マクラーレンのフェルナンド・アロンソもコースに出て行った。彼らはハードタイヤを装着している。まずベッテルが1分34秒150でトップタイム。その後、アロンソが1.4秒差で続く。

 セッション開始8分で、ルノーのケビン・マグヌッセンがヘアピンでコースオフ。その間フェラーリのキミ・ライコネンが、ミディアムタイヤで1分34秒408を記録。ベッテルの後ろにつける。

 セッション開始11分、メルセデスのニコ・ロズベルグはマシンから白煙を出しながらピットアウト。ピットレーン出口手前でスタート練習をしていた際に、さらに大きな白煙が上がった。「オイル漏れの影響」とラジオが入り心配されたが、そのまま何事もなくタイムアタック。ミディアムタイヤを履いたロズベルグは、1分33秒458を記録した。

 セッション開始15分、トロロッソのダニール・クビアトが最終コーナーの立ち上がりで、DRSの看板を破壊しながらスピン。しかしそのまま復帰。その間にハードタイヤのルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分33分475でトップに躍り出る。

 セッション開始19分、レッドブルのダニエル・リカルドがハードタイヤでアタックを開始。1分34秒164でベッテルの後ろにつける。それを追ってきた同じくハードタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、リカルドを0.3秒を上回り1分33秒774を記録した。

 セッション開始29分に、ペレスがソフトタイヤで1分33秒570を記録し2番手に浮上。トップのハミルトンから0.095秒差だ。

 セッション残り58分でソフトタイヤのフェリペ・マッサが1分34秒127をマーク。その後、同僚のバルテリ・ボッタスもソフトタイヤで1分35秒183を計測する。

 その間に、ロズベルグがソフトに履き替えて、1分32秒250で再びトップタイムを塗り替える。後を追うライコネンはソフトタイヤで1分32秒573を記録してロズベルグに迫り、その直後に間に割って入ったのは、ソフトタイヤで1分32秒322を記録したハミルトン。ロズベルグのわずか0.07秒差である。

 セッション残り51分という頃、カルロス・サインツJr.とクビアトのトロロッソのふたりがソフトタイヤでタイムアタック。サインツJr.は1分34秒086でウイリアムズ勢に割って入った。しかしクビアトはタイムが伸びず、0.2秒差で離された。

 セッション残り49分、デグナーの手前でパワーを失ったグロージャンは自らマシンをコースオフさせ、マシンを止めた。マーシャルがマシンを撤去する間、バーチャルセーフティーカーが出動した。

 4分間後、バーチャルセーフティーカーが解除。ユーズドのソフトに履き替えたマックス・フェルスタッペンは、1分33秒061を記録し4番手につける。5番手のベッテルとは0.042秒差だ。

 セッション残り37分の段階で、リカルドを除くトップ3チームの5台は1秒差以内。その後方にはペレスとヒュルケンベルグのフォースインディア勢、そしてマクラーレンのフェルナンド・アロンソらが続く。

 メルセデス勢はふたり揃ってソフトタイヤでロングランを行う一方、フェラーリはライコネンにミディアム、ベッテルにソフトを履かせてロングラン。さらにフェルスタッペンもユーズドのソフトでロングランに入った。一発アタックを成功させていないダニエル・リカルドは、ユーズドのソフトを履いている。

 セッション残り25分頃、メルセデスはソフトでのロングランを終え、次のプログラムに移行。今度はロズベルグにミディアム、ハミルトンにハードを履かせる。ライコネンは相変わらずミディアム。レッドブル勢はハードタイヤでロングランに入る。

 セッション残り4分、ソフトからミディアムに履き替えたザウバーのフェリペ・ナッセが、ピットロードに落し物をしていった。リヤウイングの上に取り残されたメカニック・グローブのようだ。グローブはピットロードのマーシャルによって無事回収された。

 チェッカーの後、ナッセがスプーンセクションでスピンをし、コースアウト。ハミルトンとあわや接触というシーンになったが、両車とも無事だった。

 FP1ではフェラーリに対し大差をつけていたメルセデス。しかし、FP2ではその差が縮まっている。中でもライコネンは、0.3秒差と非常に接近。フェルスタッペンもこれに近づいている。一方、前戦マレーシアGP勝者のリカルドは、アタックラップがうまくいかなかったのか、トップ10入りを逃した。

 明日の土曜日は雨の予報だ。ウエットコンディションだった場合、各チームはどのように予選を挑んでくるだろうか。FP3は明日の12時よりスタートする。

 なお、ロングランの分析については、後ほど詳しく分析する。

日本GP フリー走行2回目タイム結果

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapIntervalkm/h
1 6   Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 35 1'32.250     226.614
2 44   Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 35 1'32.322 0.072 0.072 226.437
3 7   Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 26 1'32.573 0.323 0.251 225.823
4 33   Max Verstappen  Red Bull TAG 29 1'33.061 0.811 0.488 224.639
5 5   Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 34 1'33.103 0.853 0.042 224.538
6 11   Sergio Perez  Force India Mercedes 37 1'33.570 1.320 0.467 223.417
7 27   Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 35 1'33.873 1.623 0.303 222.696
8 14   Fernando Alonso  McLaren Honda 37 1'33.985 1.735 0.112 222.431
9 77   Valtteri Bottas  Williams Mercedes 33 1'34.028 1.778 0.043 222.329
10 55   Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 33 1'34.086 1.836 0.058 222.192
11 19   Felipe Massa  Williams Mercedes 33 1'34.127 1.877 0.041 222.095
12 3   Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 29 1'34.150 1.900 0.023 222.041
13 8   Romain Grosjean  Haas Ferrari 33 1'34.241 1.991 0.091 221.827
14 26   Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 27 1'34.305 2.055 0.064 221.676
15 20   Kevin Magnussen  Renault Renault 36 1'34.339 2.089 0.034 221.596
16 22   Jenson Button  McLaren Honda 29 1'34.398 2.148 0.059 221.458
17 21   Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 11 1'34.643 2.393 0.245 220.884
18 30   Jolyon Palmer  Renault Renault 40 1'34.760 2.510 0.117 220.612
19 12   Felipe Nasr  Sauber Ferrari 26 1'34.824 2.574 0.064 220.463
20 94   Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 30 1'35.292 3.042 0.468 219.380
21 31   Esteban Ocon  Manor Mercedes 37 1'35.400 3.150 0.108 219.132
22 9   Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 26 1'36.318 4.068 0.918 217.043

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ホルヘ・ロレンソF1テスト
記事タイプ フリー走行レポート