「長くは待てない」とペレス。一方、ハースとの契約の噂も……?

ペレスは、フォースインディアと彼のスポンサーの商業契約が締結されていないことにじれったく感じているようだ。

 来季、セルジオ・ペレスはフォースインディアとドライバー契約を結んでいる。しかし未だチームは、彼のスポンサーとの商業契約を締結できていない。

 木曜日のセパンで、ペレスは彼のスポンサーとチーム間の交渉に期限を設けるべきではないかと提案していた。その発言は、ペレスがフォースインディア以外の別のシートをキープしていることを匂わせた。

「来季もフォースインディアで走りたい。それは僕にとって明らかなことなんだ。来季は特にF1にとって新時代が来ると思うし、僕はその中でもチームを信じている」ペレスは語った。

「でも、最終的にどうなるのかわからないよ。日本GP前には決まると確信している」

「現時点で、僕はひとつのチームにだけ集中しているよ。でも検討しているテーブルの上には、他のいくつかの興味深い話もあるんだ。今は、その検討しているチームとうまくいくことを願っているよ。でもうまくいかなかったら、来週にでも他も見て検討する必要があるよね」

「僕はF1のキャリアを積んでいきたいんだ。長くは待てない。全てが来週までに解決するといいね」

夢見るフェラーリへの道のり

 ペレスは、他に検討しているチームについて詳しく説明していない。しかし、最も有力な噂では、ペレスと彼のスポンサーは、ロマン・グロージャンの所属するフェラーリ傘下のハースと取引を行っているというものだ。

 ペレスにとって、2018年にフェラーリのシートを獲得するために最適な状況にあることが重要であり、それが理由で、3年間契約が移籍条件であるルノーからのオファーを断っている。しかし、ペレスがハースに移籍することは理にかなう話なのだ。

 ハースはフェラーリと強力な技術提携を行っている。よって、ペレスが2018年にフェラーリのキミ・ライコネンの代替ドライバーとして、アピールするために最適な場所だ。

 おそらく、ペレスがハースのシートを手に入れた際に交代させられるドライバーは、エステバン・グティエレスだろう。しかし、それによりフォースインディアのシートが空き、彼がそこに入るのもひとつの可能性だ。チーム間のドライバーのスワップは、彼らのスポンサーの商業契約によってありえる話だろう。

 その情報源はその場の状況を多く知りえている人物によるものであり、そのような契約が実際に起こることは難しいが、不可能ではないと示唆した。しかし、彼らは実際に交渉を行っていないことを強調している。

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、来季に向けて経験豊富なドライバーとの契約を求めていることを明らかにした。また条件に当てはまるドライバーが雇用できるかどうか、状況を見守っていたという。

「状況を見守るには良い条件下にあり、我々はそれを待っている」彼は語った。

「決着までほとんど何も動くことはできないが、返答を聞けるのはもう間もなくだろう!」

一方のフォースインディアは……

 しかしフォースインディアは、ペレスと同僚のニコ・ヒュルケンベルグのふたりと、引き続き来季の契約を締結していると頑なに主張している。

 なんと直近の数週間で、ヒュルケンベルグもルノーから来季の移籍を考えて欲しいとオファーを受けていたようだ。

 一方、マノーのパスカル・ウェーレインがその様子を伺っている。彼は現在のチーム代表に対し、フォースインディアでの欠員が出るかどうかを知るために、来季の決定前に時間の猶予が欲しいと求めているのだ。

 フォースインディアは一見強固な契約を結んでいるようにも見えるが、それにもかかわらずこういった状況にあるのはとても興味深い。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Esteban Gutierrez , Romain Grosjean , Sergio Perez
チーム Force India , Haas F1 Team
記事タイプ 速報ニュース