サム・バードは、ジャガーの誘いを断り、DSヴァージン残留へ

サム・バードは、ジャガーからの誘いを断り、来季もDSヴァージンに残留することを表明した。

 バターシーパークで行われる最終戦に挑むサム・バードは、ジャガー移籍が有力視されていたひとりだ。ジャガーはバードのほか、アダム・キャロル、アンソニー・デビッドソン、アレックス・リン、オリバー・ローランドらにも、声をかけていると考えられる。

「僕の契約は、まだ1年残っている」とバードは今週、motorsport.comに対して語った。

「今、僕はDSヴァージンとシーズン3に関する契約を持っている。そして、チーム代表のアレックス・タイと、前進するために話している。僕は僕がいる環境とその内容について、とても満足しているんだ」

 バードは、ジャガーからの誘いだけではなく、他のチームからも声がかかっていたことを認めた。

「喜ばしいことだけど、そのチーム(ジャガー)からの誘いだけではなかった」と彼は言う。

「多くのチームが僕に声をかけてくれて、将来に向けての僕の計画を尋ねたんだ」

 バードは現在、フェラーリのファクトリードライバーとして、FIA世界耐久選手権(WEC)を戦っている。そして彼は、フォーミュラE第4シーズンに向けた開発がすぐに始まることを期待していると、motorsport.comに語った。

「僕はアレックスと話をして、長く良い関係を築くためにはどうすればいいかを考えている。僕らは非常に良い関係を構築している。だから、僕らはすぐにそれを整理できると思うよ」

「魅力的な誘いは常にあるんだ。でも、DSヴァージンと共に大きなことに取り組みたいと思う」

 DSヴァージンのスポークスマンは、ロンドンePrixの際に来季のドライバー発表を行わない旨を明らかにした。

WTCCのロペスに、フォーミュラEデビューの可能性

 バードのチームメイトであるジャン-エリック・ベルニュは、第3シーズンでDSヴァージンのマシンに乗る可能性はほとんどないと見られる。それは、チーム代表であるアレックス・タイによっても示唆されている。それでは、チームメイトの候補は誰かということになるわけだが、motorsport.comの調べによれば、WTCCのチャンピオン経験者であるホセ・マリア・ロペスが、そのシートに収まる可能性がある。

 ロペスは先週金曜日、すでにDSヴァージンのマシンでテスト走行を行っている。このテストは、スペインで7月にも行われる予定だ。さらにベルニュが病気により欠場した際には、ロペスがフォーミュラEデビュー寸前まで行ったこともあった。

 ベルニュもオフシーズンテストで、DSヴァージンのマシンをドライブする予定になっている。これは、DSとの複数年契約のオプションを、ベルニュが抱えているということを意味していると思われる。

 ベルニュがフォーミュラEへの参戦継続を決めた際には、前述の通りDSヴァージンのマシンに乗ることはなさそうだ。その代わり、ジャガーやCMC(チャイナ・メディア・キャピタル)が運営する新チームなどが、彼にとって有効な選択肢になるはずだ。

 ベルニュのマネージャーであるジュリアン・ヤコビは、マー・チンホワの管理も担当している。そして彼は、新チームでレースをすることに、非常に興味を持っているという。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー Jean-Eric Vergne , Jose Maria Lopez , Sam Bird
チーム Virgin Racing
記事タイプ 速報ニュース