マネッティマレリ、マヒンドラと組んでフォーミュラE参戦

イタリアの自動車部品メーカーであるマネッティマレリが、フォーミュラEの第3シーズンからマヒンドラと技術提携することがわかった。

 マネッティマレリは、イタリアの自動車部品メーカー大手で、様々なモータースポーツのカテゴリーに技術供与をしている。そしてこの度、マヒンドラと提携してフォーミュラEの第3シーズン(2016-2017)に参戦することになり、6月には実走テストが開始される予定だ。

 この契約により、マネッティマレリはマヒンドラの主たるテクニカルパートナーとなり、シーズン3用のマシン”M3Electro”のパワートレイン開発の重要な役割を担うことになる。契約の締結により、今週末のパリePrixから、マヒンドラのマシンにマネッティマレリのロゴが貼り付けられることになる。

「我々はマネッティマレリと共通の野望を発見した。M3Electroの最初のテストを楽しみにしています」

 そう語るのは、マヒンドラのチーム代表ディルバグ・ギルだ。

「マヒンドラはまた、商業パートナーとしてもマネッティマレリを歓迎します。そして、今シーズン残りのレースとシーズン3の全レースに、彼らのロゴを貼ることを誇りに思います」

「複数のチームにエネルギー回生システムを提供しているマネッティマレリは、非常に高いレベルの効率を実現したパワートレイン部品を開発したのです」

 マネッティマレリは昨年秋、フォーミュラEのシーズン3にモーターを提供することを表明していた。製品のテストは今年の初めに完了した。これは、2014年10月に初めてテストベンチでシミュレーションされたプロトタイプに基づいたモデルだという。

「パフォーマンス、そして効率と信頼性は、シーズン3でレースをする上で重要な要素となるだろう」と語るのは、マネッティマレリのモータースポーツディレクター、ロベルト・ダッラだ。

「我々がマヒンドラとともに開発したソリューションは、マヒンドラとマネッティマレリ双方の能力を発揮できるはずだ。そして、チームがフォーミュラEで成功するための助けとなるだろう」

 マネッティマレリが作った新しいモーターの重量はわずか23kg。以前のマクラーレン製のものより3kg近く軽くなっているという。

ツインモーターのセットアップはまだ可能

 motorsport.comの取材によれば、マネッティマレリは来季、少なくとももうひとつのチームにモーターを供給する予定だ。それはイタリアのメーカーに対する可能性である。そして、このチームのために、ツインモーターを設定するかもしれない。

 今シーズンのマヒンドラは、著名な電気自動車制御システムのエンジニアであるアンガス・リヨンが所有するロックフォート・エンジニアリングという会社の専門知識を活用し、マクラーレン・エレクトロニック・システムズ製のモーターを使用してパッケージを再構築した。

 リヨンはまた、ドライゾン・レーシング・テクノロジーが手がけるフル電動のローラLMP1マシンのプロジェクトにも尽力している。

「シングルモーターのシステムは、明らかに軽く、より簡単なシステムだ。しかし、ツインモーターにも幾つかの利点がある」と、リヨンはmotorsport.comに語った。

「興味深いのは、技術の幾つかは、すでに市販車に活かされ始めているということだ。複数のモーターを使うような方式は、効率と出力の面で異なるレベルと提供する。これは、将来に向けて興味深いエリアだ」

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー Bruno Senna , Nick Heidfeld
チーム Mahindra Racing
記事タイプ 速報ニュース