メルセデス、フォーミュラE参戦に条件付きで合意。ウルフ「FEは将来的に価値あるものになる」

メルセデスが、フォーミュラEにシーズン5から参戦するための、条件付き契約に合意したことを明らかにした。

 火曜日、メルセデスとフォーミュラEは、条件付きの参戦契約に合意したことを発表した。

 フォーミュラEは参戦チームを現在の10チームから12チームへ増やそうとしている。これが実現した場合、増加するうちのひと枠がメルセデスに割り振られることが、今回の契約締結によって確定した。しかし、フォーミュラEが第5シーズンに参戦チームを増やすためには、既存の10チームの支持を得なければならない。

「フォーミュラEの発展に、我々は非常に興味を持ってきた」と、メルセデスベンツ・モータースポーツの代表を務めるトト・ウルフは話した。

「現在、我々はモーターレーシングの将来に関して、すべての選択肢を探している。フォーミュラEに第5シーズンから参戦する機会を得るという合意に至ることができて本当に喜ばしい」

「将来の自動車産業では、電気は大きな役割を果たすだろう。すでにレースは、モーター産業のために、テクノロジー研究開発のプラットフォームに乗っている。これによって、フォーミュラEは将来的に価値のあるものになるだろう」

 メルセデスのエンジニアや上層部は、すでに前シーズンのフォーミュラEのレースで作業をしており、ドイツメーカーのライバルであるアウディやBMWと同様に、あるチームとパートナーを組むという当初の計画は、いくつかの可能性と実践的な評価を得ている。

「メルセデスの参戦を嬉しく思う」とCEO

 メルセデスとフォーミュラEは、お互いにクアルコムというワイヤレスなテクノロジー開発を行う企業とパートナー関係にある。クアルコムは、メルセデスがフォーミュラEへ期待を持つのに重要な役割を果たしたと考えられる。

 フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガグは、メルセデスベンツがフォーミュラEへ興味を持っていることについて、こう話した。

「第5シーズンに、ふたつのメーカーの参加予定があることを嬉しく思う」

「フォーミュラEには、彼らがロードカーに導入したいと考えているようなテクノロジーの開発や、マニュファクチャラーがテストをするような、そういう土台になってほしい」

「将来的に、メルセデスのようなブランドが我々のチャンピオンシップに加わることは、我々の目的を果たすための大きな後押しになるかもしれない」

「フォーミュラEは、ルノーやシトロエン-DS、アウディ、マヒンドラやジャガーといったマニュファクチャラーが混在するカテゴリーになりつつある。そして将来的には、ファラデー・フューチャー、ネクストEV、またはシェフラーやZFといったメジャーな部品マニュファクチャラーも入ってくるだろう」

「今のラインアップを成長させるためにも、メルセデスの参戦は良いことだ」

 今シーズン、フォーミュラEにはフェリックス・ローゼンクビストとマーロ・エンゲルというメルセデスとの契約を保持しているドライバーがおり、彼らはそれぞれマヒンドラとヴェンチュリからレースに参戦する。

 日産、ボルボ/ポールスター、ポルシェ、無限も、今後数年で何らかの形でフォーミュラEへの参戦に興味を示している。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
記事タイプ 速報ニュース
タグ alejandro agag, mercedes-benz, toto wolff