フォーミュラEマラケシュePrix、”世界の気候変動”を考えるCOP22と公式パートナーに

フォーミュラEのマラケシュePixは、COP22をオフィシャルパートナーとして迎え入れたことを発表した。

 次回のフォーミュラEの開催地であるモロッコのマラケシュePrixのオーガナイザーは、モロッコ国王のモハメッド6世の強い支援を受け、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP22)をオフィシャルパートナーとして迎え入れたことを発表した。

 昨年のパリで開催されたCOP21のサミットは歴史的な進展があった。昨年12月12日に、2020年以降の温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」が結ばれたのである。第22回目の会議は、今年11月7−18日のマラケシュで行われる。

 サミットではパリ協定のコミットメントを達成するためのアクションの優先順位ついて、主に話し合われる。米国のバラク・オバマ大統領とドイツのメルケル首相など各国の首脳が参加し、テクノロジーのトランス化、可視化、緩和性、キャパシティ・ピルディングとそのリスクヘッジなど、特にその適応性について焦点を当てて話し合うようだ。

 そのサミットの会期中の11月12日に、COP22の公式スポーツイベントであるマラケシュePrixが行われる。マラケシュePrixは、アフリカ大陸で初のフォーミュラE開催であり、それは世界中の電動モビリティソリューションの需要の高まりを象徴するものである。

 気候変動の意識を高めるためにフォーミュラEは、グリーンランドの氷冠でフォーミュラEマシンが滑走するというキャンペーンをドキュメンタリー映像化した。それは11月13日に初めてCOP22にて上映される。

 フォーミュラEの代表であるアレハンドロ・アガクは、今回の発表について語った。

「我々は、マラケシュでレースできることを嬉しく思う。マラケシュePrixでフォーミュラEは、初めてアフリカ大陸でレースすることになる。これは我々が真の世界的なチャンピオンシップへと進化してきていることを象徴している。また、COP22の公式パートナーとして迎え入れることとなった今回のイベントは、さらに大きな意義を持っている。フォーミュラEは気候変動がもたらす課題やリスクに対し、理解を示している。この問題を共に取り組むために最も重要なフォーラムの一部になれることは、とてつもなく素晴らしい名誉だ」

 FIA会長のジャン・トッドは今回のパートナー締結について次のように語った。

「スポーツとモビリティというFIAの二本柱からすると、フォーミュラEのレースは良い例だ。我々はフォーミュラEのマラケシュePrixが、初めてCOP22のパートナーになることを嬉しく思っている。 FIAの任務の一環としてエコな輸送システムを促進するために、我々は持続可能な技術開発と、技術採用を奨励していくつもりだ。フォーミュラEはその理想的な研究室であり、”全てにおいてエコな技術”の開発を可能にする」

 また、再生可能エネルギーとエネルギー効率の開発を手がけるモロッコのエージェンシーであるムーランは、次のようにコメントしている。

「11月12日のフォーミュラEのマラケシュePrixは、COP22の公式イベントであり、国民国家主導の開発による電動モビリティの成熟度が、非常に高い水準に達していることを証明する壮大な機会となるだろう。こういった大きな機会の存在により、アフリカに電動モビリティがもたらされるのだ」

 マラケシュePrixは、FIAトラックホモロゲーションに則っているムーレイ・エルハッサン国際サーキットで開催される。2.97kmを反時計回りする今回のサーキットは、世界ツーリングカー選手権(WTCC)も開催した経歴がある。

 DSヴァージンのドライバーで、過去3回WTCCのタイトルを保持するホセ・マリア・ロペスは次のように語った。

「僕は過去3年間WTCCのレースでマラケシュを走ったことがある。他のすべてのサーキットと同じようにトリッキーなサーキットだと思う。WTCCで走るよりもフォーミュラEで走る方が、トラックが広く感じられる。このサーキットには大きなストレートが少ないので、オーバーテイクするためのチャンスが少ないだろう。僕はレースを楽しみにしている。フォーミュラEのマシンでいつものトラックを走ることは、僕のレースキャリアに新たな経験をもたらしてくれると思う。それが勝利に繋がることを祈るよ!」

【FIA Formula E Championship】 

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー Jose Maria Lopez
記事タイプ 速報ニュース