【GTワールドカップ】バンスール「クラッシュしたのに勝つなんて、変な勝ち方だ」

車体が宙を舞う大クラッシュを喫したが、レースの勝者となったバンスールは、この裁定に疑問を抱いていると話した。

 マカオGPの決勝レースで、ローレンス・バンスールAudi Sport Team WRT)はアール・バンバー(Porsche 911 GT3R)にリードを奪われた後、マンダリン・ベントでウォールに激しくヒットしてしまい、マシンが空中に舞い上がってしまった。その後マシンはルーフを路面に擦りながらコース中央で停止した。マシンから自力で脱出したバンスールに怪我はなかった。

 これ以前のクラッシュでも赤旗が掲示され50分ほど中断していたが、ここでもレースはすぐに赤旗中断となり、そのままレース終了となった。

 なおレース結果は、赤旗が出される前の周回の結果で決まるため、クラッシュを喫したバンスールが優勝となった。この状況に対してバンスールは、自分が本当に勝者にふさわしいのかと疑問を抱いている。

 バンスールは、「少なくとも2周前かクラッシュの直前の順位だったら、僕にも勝者の資格があったと思う」と話した。

「勝利を争っていたけど、僕がレースに勝てたとは言えない。正式に僕が勝ったことになったけど、とても不思議な勝ち方だ」

「僕に勝者の資格があるのかどうかは、本当にわからない。僕はミスをしてクラッシュをしたのに、レースに勝ったんだ。本当に無様だ。でもなんと言ったらいいのかわからない。クラッシュや素晴らしい勝利がなくても、みんなにとっては良いショーになっていたと思う。でも今回の勝利について何を考えたらいいのかわからない」

 またインシデントについて、何が起きたのかを理解するのは難しかったが、マンダリン・ベントでイン側の縁石に乗ったことがあのアクシデントにつながったと話した。

「リスタートしてから、マンダリンまでにギャップを作ることができていたから、とても驚いている」

「急に彼(バンバー)が前に来て、先にマンダリンでターンインしたことにびっくりした」

「僕はイン側の縁石に乗って、アウト側に追いやられる前に、彼を捕まえようとした」

「フィジカルはOKだ。問題ない。あそこは最もクラッシュが起こりそうな危険なコーナーのひとつだ」

「ひっくり返ったままストレートを半分も通過して、他のマシンが向かってくるのを見るというのは、本当に言葉で説明できないものだ。恐ろしい記憶として頭の中に残っている。でも、体は大丈夫だ」

 クラッシュの瞬間のビデオを見たのかと聞かれたバンスールは、「見てない。多分今日は見ないだろう」と答えた。

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この記事について
シリーズ GT
イベント名 FIA GT World Cup: Macau
サーキット Circuito da Guia
ドライバー Laurens Vanthoor
記事タイプ 速報ニュース