【IMSA】マツダ、2017年プロトタイプをLAモーターショーで公開

マツダは2017年のIMSA参戦用のプロトタイプRT24-Pをロサンゼルス・モーターショーにて公開した。

 マツダは来季IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に挑戦するRT24-Pをロサンゼルス・モーターショーにて発表した。

 RT24-Pのシャーシであるライリー・マークXXX(The Riley Mk.XXX)シャーシは、ライリー・テクノロジー社とマルチマティック・モータースポーツ社によって開発された。マツダのMZ-2.0リッターターボエンジンが搭載されており、約600hp(馬力)を発生させる。

 ボディワークに関しては、「鼓動(KODO - Soul of Motion)」というマツダのデザイン哲学に基づいて、同社のデザイナーが手がけている。マツダによると「鼓動」という言葉に対し『エネルギーが動きになる瞬間であり、動物が駆け抜けたり、人間が行動に移る際の筋肉質感の美しさ』という意味合いを持たせている。

 マツダ・デザイン・アメリカズのデザイン担当シニアマネージャーであるケン・サワードは、次のように語った。

「KODOのデザインは、マツダバッジをつけている全てのクルマの心髄にあるものだ。2017年プロトタイプはそれを明白にしている」

「我々はシリーズで成功しているレースカーをデザインするにあたり、2つの主要なパラメーターを基に考案することにした。それは空力性能と2017年の新たな技術的規制だ。マルチマティック社の空力学者やエンジニアと協力し、また我々は『鼓動』というデザイン哲学をマシンのキャラクターラインやシルエットに注入した。そうすることで使い勝手の良いデザインであり、かつ空気力学的に非常に効率の良いマシンを作り出すことに成功した」

 このプロジェクトを管理しているフロリダ州のスピードソース・レースエンジニアリング社は、今月下旬にライリー・マークXXXを最初にテストする。

 2015年のインディ・ライツのチャンピオンであるスペンサー・ピゴットを筆頭に、ジョナサン・ボマリートやトリスタン・ヌネズ、またジョエル・ミラー、トム・ロングらがデイトナ24時間レースやセブリング12時間レース、またワトキンスグレン6時間、プチ・ル・マンのドライバーを務める。

 マツダ・モータースポーツ・ノースアメリカのディレクターであるジョン・ドナンは、次のように語った。

「これはマツダモータースポーツとマツダファミリーにとって大きな出来事だ。トップレベルのモータースポーツイベントにマツダデザインの哲学を搭載したマシンを参戦させることは、我々のブランドとして意義のあることだ」

「チャンピオンシップを勝ち取るのに相応しい、チームやドライバー、シャーシがあると確信している」

 2016年IMSAシリーズでマツダは、マルチマティック社が開発したマシンで3回ポールポジションを獲得した。その結果、表彰台を1回登り、ドライバーズチャンピオンシップで7−8位、チームチャンピオンシップで6−7位につけた。

 更にドナンは付け加えた。

「マツダはライリーやマルチマティックと良い関係を築いている。新しいシャーシを初めてテストできることはとても喜ばしいことだ。我々はマツダのボディワークとマツダMZ-2.0ターボエンジンを搭載したRT24-Pをデイトナ24時間レースでデビューできることを楽しみにしている」

「またIMSAに参戦することで、我々の情熱的なファンをもっと魅了するという戦略的ビジョンを可能にしたことを誇りに思っている」

 RT24-Pという名称は『マツダロード24』にちなんでいる。それはかつての、草の根レースから最高レベルのスポーツカーレースに至るまで、最高のドライバーを育てるための奨学金を提供していたマツダのドライバー開発プログラムであった。

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この記事について
シリーズ IMSA
ドライバー Joel Miller , Jonathan Bomarito , Spencer Pigot , Tom Long , Tristan Nunez
チーム スピードソース
記事タイプ 速報ニュース