【インディカー】王者パジェノー「ペンスキーはフェラーリみたいだ」

2016年王者のシモン・パジェノーは、チーム・ペンスキーは真のファクトリーチームのようなだと考えている。

 2016年のインディカー王者であるシモン・パジェノーは、チーム・ペンスキーは真のファクトリーチームだとmotorsport.comに語った。

「ペンスキーはファクトリーチームみたいだ。僕がプジョー・スポールからル・マン24時間レースに出場した時に似ている(パジェノーは2011年のル・マン24時間にプジョーでLMP1クラスに出場し、2位を獲得している)。インディカーにおけるペンスキーは、F1におけるフェラーリのような存在だ。このチームには350人のスタッフがいて、インディカーとNASCARのための働いている」

「ペンスキーには50年の歴史があって、素晴らしい記録を持っている。チームオーナーのロジャー・ペンスキーは非常に熱意を持っている人物だ。彼はチームのことはすべて分かっている。彼はファクトリーを訪れたりレース現場に来ることで、リーダーシップを示している」

 2016年は7回のポールポジションと5勝を挙げたパジェノー。彼は、チームとドライバーの拮抗したバトルのおかげで、タイトルが素晴らしいものになったと言い、また2015年にチームに加入した際、なぜすぐに勝利を挙げることができなかったのかを説明した。

「レースの水準が上がっているんだ」

「ポールポジションから(他のドライバーよりも)2秒速く走れるドライバーなんていないということに注意してほしい。24台のマシンがスターティンググリッドに着いた時、みんな同じスピードなんだ。これがとてもタフなレースになる理由だ」

「F1では、前方と後方で5秒の差がついているということがよくある。ル・マン24時間レースでさえ、インディカーほどタイトではない。インディカーに参戦するチームとドライバーの競争レベルは、相当高くなってきている」

「僕たちドライバーはこういうレースのスペシャリストだ。インディカーのエキスパートになって、ライバルたちを打ち負かして、何年も経験を積んでいくのがベストなことだ」

「ペンスキーに入った時、僕は自分のエンジニアのベン・ブレッツマン以外の人を知らなかった。みんなのことを知るには時間がなかったけど、昨年(2015年)の冬には知ることができた。今は僕たちの働き方に、自信を持っている」

「今では、もっと高いレベルにいる。話さなくてもお互いのことがわかる。僕は素晴らしいマシンをドライブしているし、素晴らしいチームにいる。毎週末、僕たちはスペシャリストだった」

 パジェノーが初めてヨーロッパからアメリカに来たのは2005年末のことであり、2006年にはチャンプカー・アトランティックにチーム・オーストラリアから参戦し、タイトルを獲得している。彼は、アメリカに渡ったことは正しい選択肢であり、それが2016年のタイトル獲得につながっていると語った。

「最初にアメリカに来た時、僕は完全にオープンな姿勢だった」

「そのおかげで、僕は今ここにいるし、インディカーシリーズのチャンピオンになったんだ」

「もしヨーロッパに残っていたら、もう1年フォーミュラ・ルノー3.5か、もしくはGP2でレースをしていたかもしれないけど、良いチームに入れたとは思えない。でも誰にそんなことが分かる? そうはなっていなかったかもしれない」

「今は、フランス人ドライバーへのドアは閉ざされている。レッドブルにもフランス人はいない。今は良い時期じゃない。僕も周囲の人たちと同じように、プジョーでル・マンに出場するという選択肢を見つけなければいけなかったけど、あれは素晴らしい時間だった」

「いま振り返ってみると、僕は何も後悔していない。僕は、子どもの頃自分が望んでいたようなチームにいるし、今は毎週ポールポジションや勝利を争っている。僕はハッピーだし、他のところへ行きたいとは思っていない」

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この記事について
シリーズ IndyCar
ドライバー Simon Pagenaud
チーム Team Penske
記事タイプ インタビュー