インディ第14戦ポコノ:ウィル・パワー今季4勝目。琢磨は2周目にクラッシュ

インディカー第14戦ポコノの決勝レースが行われ、ウィル・パワーが今季4勝目を挙げた。予選3番手の佐藤琢磨は2周目にクラッシュ。リタイアに終わった。

 インディカーシリーズ第14戦ポコノ。日曜日に決勝が行われる予定だったが、大雨のためこれが順延。月曜日に改めて行われた。

 レース序盤はポールシッターのミカエル・アレシン(シュミット・ピーターソン)と予選2位のジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター)が激しくリードチェンジを繰り返しながら進んでいくことになる。

 A.J.フォイトの佐藤琢磨は、今季最上位の3位からスタートしたものの、フロントウイングのセッティングが大きく間違っていたようで、2周目のターン3で激しくクラッシュ。最初のコーションの原因となってしまった。琢磨のマシンのデブリで、チップ・ガナッシのスコット・ディクソンはパンクに見舞われた。

 アレシン、ニューガーデン、カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)、アレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・ハータ・オートスポート)がトップ集団を形成しレースを引っ張る中、予選を走れなかったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が最後尾から猛追。12周目にはトップ10に食い込んでくる。

 ハンター-レイは猛チャージを続け、ライバルを次々と攻略。49周目にはアレシンを捉えついにトップに躍り出る。アレシン、ハンター-レイ、ムニョスがトップ3。ニューガーデンとロッシが4位争いとなっている。 

 ロッシは、ピットストップの前にニューガーデンをオーバーテイクしたが、その後チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)と3台が絡む事故が発生。ロッシとカストロネベスはリタイアとなってしまう。

 71周目のリスタート、アレシン、ハンター-レイ、ニューガーデン、ムニョスのトップ4。後方ではパジェノーがリスタートで10位から12位に後退した一方で、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が8位に上がっている。

 レース中盤、ピットでのマシンの微調整がうまくいったパワーは徐々にポジションを上げていく。パワーはディクソンとヒンチクリフを連続して攻略。120周時点でトップから6秒遅れの5位となった。

 134周目、各車の差は広がっていく中、トップ2台は例外でアレシンとハンター-レイは0.5秒差。そこから1.4秒離れてニューガーデン、4位まで上がったパワーはさらに2秒離れている。しかし140周を過ぎるとニューガーデンとパワーがアレシンに迫り、アレシンはふたりに次々に抜かれてしまった。

 158周目、ポイントリーダーのパジェノーがターン1で突如クラッシュ。マシンがボトミングしてしまいウォールにぶつかってしまったようだ。彼は結局18位でゴールし、13ポイントの獲得に終わった。

 163周目のリスタート、ハンター-レイがパワーを抜いてトップに立ったように見えたが、突然加速を失ってピットに。プログラムをリセットすると、なんとか1周遅れでレースに復帰できた。万事休すかと思われたが、176周にデブリによりコーションが出たことで、トップと同一周回に復帰することができた。

 レース終盤、トップ争いはパワーとアレシンに絞られたが、パワーはアレシンにリードチェンジを許さず、200周のレースをトップでゴール。アレシンはパワーから1.1459秒差の2位になった。

 表彰台のあとひとりはなんとハンター-レイ。180周時点で12位だったが、ラスト2周で3位まで追い上げていた。

 パワーは通算29勝目。ポイントを477ポイントとし、ポイントリーダーのパジェノーとの差を58ポイントから20ポイントに縮めた。ランキング3位はニューガーデンの397ポイント。ディクソンの386ポイントと続いている。

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この記事について
シリーズ IndyCar
イベント名 ポコノ
サーキット ポコノ・レースウェイ
ドライバー Mikhail Aleshin , Ryan Hunter-Reay , Scott Dixon , Sébastien Bourdais , Tony Kanaan , Will Power
チーム Andretti Autosport , Ed Carpenter Racing , Schmidt Peterson Motorsports , Team Penske
記事タイプ レースレポート