ル・マンで問われる信頼性。トヨタは「ル・マン向きのクルマ」とデュマ

ポルシェのロマン・デュマは、ル・マン24時間レースのLMP1クラスで、3メーカーのマシンがしっかり走りきることを確信できないと語る。

 今季のWEC(世界耐久選手権)は、ここまでシルバーストンとスパ・フランコルシャンの2レースが行われてきた。

 これまでのところ、アウディは2レース連続でトップチェッカーを受けたが、開幕戦はレース結果から除外という結果に終わった。ポルシェは、いずれのイベントでも最速のマシンを持っていたように見えたが、パンクやクラッシュに見舞われることが多かった。一方のトヨタは、シルバーストンのレースではペースに苦しんだものの、スパでは改善。しかし、2台揃ってエンジントラブルに見舞われた。

「ル・マンでの最初のターゲットは、信頼性を見つけることだ」とデュマは語る。

「それはポルシェを含めてのこと。信頼性を見つけた者が、ル・マンを勝利するだろう」

「僕は、3メーカーのいずれも、問題なくレースを終えるという確信を持てないでいる」

 デュマは、2015年のようにポルシェが1-2フィニッシュを繰り返すには、ほど遠いという。特にポルシェとアウディは、昨年は3台エントリーしていたものの、今年は2台のエントリーにとどめている。

「シルバーストンでの驚きは、アウディだった」とデュマを言う。

「しかし、スパではトヨタが強かった。特にタイヤの観点から言えばね。僕は確信しているよ。トヨタはル・マンに向けてとても良いクルマを造ってきたと思う」

「ただ、今年に関してはその驚きは、1戦ごとに変わってしまう。ちょうど、今見ているようにね」

 デュマは、フランスのベテランスポーツカードライバーであるアンリ・ペスカロロをからかう。ペスカロロは、ル・マンを4回も勝利しているドライバーである。

「僕はフランスのジャーナリストに冗談を言ったんだ。『ペスカロロに電話して、呼び出した方がいい』とね。そして、『ル・マンで表彰台の登れると、確信しています。レースに勝てるかもしれない』と言った方がいい」

「今年は、これまでのところ完全にクレイジーだった。多くのクラッシュがあり、他のカテゴリーとの接触があった。でも、僕らはしっかりと僕らのレースを行い、チャンピオンシップを戦わなきゃいけない。そして何が起きているかについては、後から見てみないと」

 

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この記事について
シリーズ Le Mans , WEC
イベント名 ル・マン24時間レース
サーキット ル・マン
ドライバー Henri Pescarolo , Romain Dumas
チーム Audi Sport Team Joest , ガズー・レーシング , Porsche Team
記事タイプ 速報ニュース