トヨタのモータースポーツディレクター「最終周が終わることはない」

残り3分でトヨタの手の内からこぼれ落ちたル・マン初優勝。その瞬間を、トヨタのモータースポーツディレクターであるロブ・ロイペンが語る。

 ル・マン24時間レースを快調にリードしていたトヨタTS050ハイブリッドの5号車。しかし残り6分というところで突如スローダウンし、最終ラップに入ったところでストップ。残り3分というところで2号車ポルシェ919ハイブリッドに首位を奪われ、念願のル・マン初優勝を果たすことはできなかった。

 トヨタのモータースポーツディレクターであるロブ・ロイペンは「最終ラップが終わることはない。言葉で言い表すのは難しい」とmotorsport.comに語った。

「突然、マシンに乗っている(中嶋)一貴から連絡が入ったんだ。パワーを失ったと。彼のレースエンジニアとピットウォールが、その報告を受け取った。しかし、彼らはその時、データからは何も見つけることはできなかったんだ」

「それはターボ周辺のことだったのかもしれない。しかし、我々はまだ、正確にその原因を知らない。そのラップは、終わることはないんだ」

 ロイペンは最終的な結果は、「受け入れるのは難しい」としながらも、TS050ハイブリッドが示したペースには満足していると語る。

「我々は解決すべき問題を抱えていたが、我々はそれをやり遂げた。チームはファンタスティックだった」とロイペンは語る。

「チームのスピリットは素晴らしかった。何の問題もなかったんだ」

「我々が設定したものは、素晴らしい結論になると思われた。しかし、そうはいかなかった」

「我々はクルマは素晴らしく、ポルシェに対峙し、そして何ができるかということを示した。我々は次のレースであるニュルブルクリンクへ行く。そしてまた次へ……でも、今それを受け入れるのは難しい」

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この記事について
シリーズ Le Mans
イベント名 ル・マン24時間レース
サーキット ル・マン
ドライバー Anthony Davidson , Kazuki Nakajima , Sébastien Buemi
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース