【鈴鹿8耐】予選:エスパルガロが最速。ヤマハ2連覇に向けPP獲得

鈴鹿8時間耐久レースの予選トップ10トライアルが行われ、21号車YAMAHA FACTORY RACING TEAMがポールポジションを獲得した。

 2016年鈴鹿8時間耐久ロードレースのポールポジションはYAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/アレックス・ロウズ)が獲得した。

 8耐では、金曜日の公式予選で上位タイムを記録した10チームが土曜の「トップ10トライアル」に進出し、決勝に向けたグリッド位置を競う(11位以下のグリッドは計時予選のタイム順に並ぶ)。10チームから各2名の選手が順次スーパーポール方式で1周限りのタイムアタックを行うこのセッションでは、ラップタイムの速い選手ほど後にコースインするため、走行ごとにタイムが更新されてゆく巧まざる演出効果もあって、セッションの進行とともに緊張感が高まってゆく。

 午後3時20分にスタートした今日のトップ10トライアルは、気温32℃、路面48℃というコンディション。2分06秒258で最速タイムをマークしたエスパルガロは「ポールポジションを獲得できて本当に嬉しい。ここまでのセッションは順調に進んでおり、3人のペースも非常に安定している。昨年の8耐で自分が出したポールタイム(2'06.000)を更新できなかったのは少し残念だが、今日のコンディションは路面が少し滑りやすかった。明日は、中須賀さんがスタートライダーを務めることになると思う。パワフルな走りをしてくれると思うので、楽しみにしている」と笑顔で話した。

 その中須賀は、わずかにエスパルガロに及ばなかったものの、このセッションの全20選手中で3番手タイムとなる2分06秒435を記録した。

「レースウイークに入ってからマシンのセットアップを変えることなく、ポルとアレックスがアジャストしてくれて、走り込みに集中できた。3人のアベレージタイムも揃っているので、明日の決勝レースに向けて非常に良い状態にあると思う」(中須賀)

 2番グリッドは、津田拓也が2分06秒405を記録したヨシムラスズキ Shell ADVANCE(津田/芳賀紀行/ジョシュ・ブルックス)。3番グリッドは、カワサキのTeam GREEN(柳川明/渡辺一樹/レオン・ハスラム)が獲得した。

 ここまでのセッションは、2年連続勝利を狙うヤマハファクトリーが優位に進めてきた印象があるものの、8時間に及ぶ長丁場のレースでは何が起こっても不思議ではない。予選で上位を占めた3チーム以外にも、4番グリッドスタートのF.C.C.TSR Honda(渡辺一馬/パトリック・ジェイコブセン/ドミニク・エガーター)や、同じくホンダ勢のMuSHASHi RT HARC-PRO(高橋巧/マイケル・ファン・デル・マーク/ニッキー・ヘイデン)も有力な優勝候補だ。

 39回目の鈴鹿8耐決勝は、明日31日の午前11時30分にスタートする。

取材・文:西村章

■第39回鈴鹿8時間耐久ロードレース 予選結果(トップ10)
1. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2'06''258
2. 12 YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE 2'06''405
3. 87 Team GREEN 2'06''469
4. 5 F.C.C.TSR Honda 2'07''248
5. 634 MuSASHi RT HARC-PRO. 2'07''394
6. 17 Team KAGAYAMA 2'07''651
7. 7 YART YAMAHA-OFFICIAL EWC TEAM 2'08''602
8. 104 TOHO Racing 2'08''716
9. 32 Moto Map SUPPLY 2'09''774
10. 83 TEAMJP DOGFIGHTRACING AUSTRALIA 2'14''223

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この記事について
シリーズ FIM Endurance
イベント名 鈴鹿8時間耐久ロードレース
サブイベント 土曜日 予選トップ10トライアル
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー Pol Espargaro
記事タイプ 予選レポート