Moto2アッセン決勝:中上貴晶が初優勝!

Moto2アッセンの決勝レースが行われ、日本の中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)が初優勝を果たした。

 6番グリッドからスタートした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、スタートで一気に4番手まで浮上。その後、一時5番手まで下がるもののオーバーテイクを繰り返し、2番手まで浮上する。

 9周目の1コーナーで、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)を交わして先頭へ浮上。ただ、その周の終盤に再びモルビデリにオーバーテイクを許してしまう。

 中上は10周目の1コーナーで再び先頭を奪うと、モルビデリはバランスを崩し、トーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)とヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)に先行を許してしまう。トップに立った中上は、ファステストラップを記録して2番手との差を0.5秒以上に広げる。

 その後、中上はファステストを連発して後続との差をどんどん開いていき、残り10周というところで、その差は3秒となる。

 しかし終盤、天がいたずらをする。雨が降ってきたのだ。この影響で残り6周というところでルティが転倒。一方、中上の背後にはザルコが徐々に近付いてくる。残り5周というところで、中上とザルコの差は2.5秒弱。コンディションが悪くなっているのに、ザルコのペースは上がっているのだ。

 しかし中上は必死にこらえるが、相手は昨年チャンピオンのザルコ。その後も徐々に差を縮め、残り2周というところで差は1.5秒となる。

 しかしその周に雨が強まり、レッドフラッグ。ここでレース終了となり、中上がMoto2クラス初優勝を決めた。

 優勝を認識した中上は、両手を天に向け、喜びを表現する。ライバルのライダーたちは、追い抜く際に中上に握手を求め、祝福する。

 中上はこれまで、Moto2クラスで4度の2位があるが、これが嬉しい初優勝となった。

 雨が強まる中行われた表彰式では、中央に日の丸が掲げられ、そして君が代が流れた。中上は目を閉じ、嚙みしめるようにそれを聞いていた。

Moto2アッセン決勝リザルト

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この記事について
シリーズ Moto2
イベント名 Assen
サブイベント 日曜日 決勝
サーキット TTサーキット・アッセン
ドライバー Takaaki Nakagami
記事タイプ レースレポート