マルケス「ライダーが自身で判断を下すのが、MotoGPの魅力」

来年のMotoGPからのピットとライダー間のコミュニケーション方法拡大案について、多くのライダーが否定的な見解を示している。

 新しいシステムは、クルーチーフがライバルの情報も含めて約20種類のメッセージを設定し、それらをライダーに伝えることができるというものだ。

 ホンダのマルク・マルケスは、このアイデアに反対している。ライダー自身が判断を下すことができるという点は、“MotoGPにおいて素晴らしいことのうちのひとつ”だと考えているからだ。

「いいかい、僕たちライダーには支えてくれるチームがある。だけどトラックに出ればライダーは孤独で、ひとりで判断をしなきゃいけないんだ」

「そんなわけで、チームは最速を目指して、毎回他のライダーを負かすために僕たちに給料を払っている。僕がF1を好きじゃない点のひとつは、ほとんどの場合、レースでチームの影響が大きすぎることだ」

「だから僕にとっては、レースの前に正しいミーティングがあって、バイクの上で十分利口でいられれば、それでOKなんだ」

「例えばドイツでは、僕は正しいタイミングでバイクを替えることができた。それはレースで素敵なことだ。おそらく今後はそうはならないだろう」

 来シーズンからKTMに所属するブラドリー・スミスもマルケスを支持している。

「(アイデアを)支持しない。バイクを乗り換える必要がある場合、ライダーが自分で判断し選択することが、レースを盛り上げる唯一の要素だと僕はまだ考えている」

「もしダッシュボードメッセージが導入されたら、そういったレースの楽しみを奪ってしまうだろう。導入すべきかどうかはそれが全てだ」

 カル・クラッチローも提案されている計画に反対していて、ライダーからのコミュニケーションの方がより有益だと主張している。

「どうやって返信したらいいの?テキストを打つのは難しいよ!」と彼はジョークを飛ばした。

「何かを読むのは大丈夫だけど、ライダーからの情報の方がクルーからの情報より多いよ」

「例えば彼は何て送ってくるの? 『路面が乾いてきている』と伝えてくるのかい? そんなのくだらない。彼らがバイクに乗っているわけではないんだ。みんなピットにいるんだから、誰もそんな風に言えないよ!」

「要するに彼らになんて言われるかはわからない。必ずしも必要なことだとは思わないね」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 オーストリアGP
サーキット レッドブルリンク
ドライバー Bradley Smith , Cal Crutchlow , Marc Marquez
記事タイプ 速報ニュース