ロッシからタイヤの使い方を”盗んだ”マルケス「ロッシは”ナーバス”に見えた」

チャンピオンを獲得したマルケスは、日本GPレース序盤のロッシのクラッシュに理解を示した。

 ホンダのマルク・マルケスは、ヤマハのバレンティーノ・ロッシがレース序盤、ナーバスだったように見えたと語った。

 マルケスとロッシは、日本GPのレース序盤、レースをリードするヤマハのホルヘ・ロレンソの後ろで、2番手争いを繰り広げた。ロッシが何度かマルケスのインサイドに飛び込んだものの、マルケスがクロスラインでポジションを獲り返した。

 どちらもその後ロレンソを抜いたものの、ロッシはマルケスを追いかけていた7周目、クラッシュを喫しリタイア。その後ロレンソも転倒リタイアしたため、優勝したマルケスは3度目のMotoGPクラスのタイトルを獲得した。ロッシとロレンソがどちらもポイントを獲得できなかったのは、彼らがチームメイトである7年間で初めての出来事だった。

 レースのオープニングラップを振り返ったマルケスは「僕はすごく落ち着いていた。バレンティーノは僕を追い越すために、3回か4回ブレーキングを遅らせてインに飛び込んできたけど、彼はワイドになってしまった」と語った。

「僕は、彼が少しナーバスになっているんじゃないかと感じた」

「僕は『OK、バトルする必要はない。プッシュするんだ』と自分に言い聞かせた。彼を抜いて、5ラップの間、最大限プッシュした。彼がミスを犯してしまったので、それで十分だった。それからはただ、ホルヘとのギャップをコントロールしようとしただけだった」

 ヤマハのふたりがリタイアを喫したことについて「本当に奇妙な感じだ」とマルケスは語った。

「木曜日には、ここでチャンピオンを獲得するのは不可能だと言った。なぜなら、ヤマハの両方のライダーがレースでミスを犯すと考えるのは、無理があったからだ」

「ホルヘについてはわからないけど、バレンティーノの戦略は正しかったと思う。昨年の僕のように、わずかなチャンスを掴んでチャンピオンになりたいなら、彼はレースに勝つ必要があった。彼は限界までプッシュしていたし、確かに、僕に追いつき、追い抜こうとしていた」

ロッシからタイヤの使い方を学んだと語るマルケス

 ロッシのもてぎでのクラッシュは、彼がフロントタイヤのグリップを失ったことで起きており、タイヤがミシュラン製になった今年これまで、たくさんのアクシデントが同じような原因で起こっている。

 マルケスは、今シーズンのカタルニアGPでロッシを見て、フロントエンドをコントロールする能力を学んだという。

「モントメロ(カタルニア・サーキット)で、バレンティーノの後ろをレースで走り、いくつか発見があった。それから少し理解し始めたんだ」と彼は説明した。

「バレンティーノの後ろで多くの周回を走った、今季最初のレースだった。バレンティーノはミシュランタイヤのことをよくわかっていたんだ。彼は長年それに乗っていたからね」

「いくつかの発見があって『OK、改善してみよう』って思ったんだ。そこからフロントタイヤの理解を始めて、今では異なる使い方をやってみている。毎回サーキットによって違うけどね」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 日本GP
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー Marc Marquez , Valentino Rossi
チーム Repsol Honda Team , Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース