ロッシが今季初優勝。母国のふたりを圧倒:MotoGPスペインGP決勝

MotoGPの第4戦スペインGPがヘレス・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたヴァレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)が優勝、2位にはホルヘ・ロレンソ(Movistar Yamaha MotoGP)が入り、ヤマハ勢が1-2フィニッシュを決めた。マルク・マルケスRepsol Honda Team)が3位。

 ポールポジションからスタートしたロッシは、見事なスタートでホールショットを決める。2番手にはロレンソ。マルケスが3番手とグリッド順通りにスタートしていく。しかし1周目にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がマルケスを抜いて3番手に浮上する。

 2周目にはロレンソがロッシを交わしにかかるも、ロッシがクロスラインで抜き返す。そしてマルケスもペドロサから3番手のポジションを奪還。ヤマハ勢、ホンダ勢のチームメイト同士の抜きつ抜かれつの攻防が、レース序盤から展開される。

 マルケスに抜かれたペドロサはペースが上がらず、徐々に抜かれはじめる。一方マルケスは、徐々にロレンソに近づいてくる。

 後方ではマーヴェリック・ビニャーレス(Team SUZUKI ECSTAR)がアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati Team)を抜いて6番手に浮上。これでロッシ、ロレンソ、マルケス、ペドロサ、アレイシ・エスパルガロ(Team SUZUKI ECSTAR)、ビニャーレス、ドヴィツィオーゾというオーダーとなる。

 10周目というところで、ドヴィツィオーゾのマシンに異変。体制を崩したかに見えたところ、そのままスローダウンしてしまい、ポジションを徐々に落としていく。結局ドヴィツィオーゾはそのままピットに戻ってしまい、リタイアとなる。

 ロッシは快調に飛ばし、13周目にはロレンソとの差を3秒近くにまで広げる。相変わらず2番手争いはロレンソとマルケスの接近戦、ペドロサはマルケスから6秒も遅れてしまった。しかも、後方からはエスパルガロが近づいている。

 14周目、10位を争うカル・クラッチロー(LCR Honda)とアンドレア・イアンノーネ(Ducati Team)が激しいバトル。結局、イアンノーネがクラッチローを交わすことに成功し、10番手に上がった。

 残り10周というところで、2番手のロレンソがマルケスを引き離すと同時に、ロッシに徐々に近づいてきた。その差は2.3秒だ。この差は翌周には2.1秒に縮まり、終盤戦の激闘を予感させた。しかしロッシはこれに反応。ロレンソの接近を感じ取るやペースを上げて、再びロレンソとの差を広げ始める。さらにロレンソのミスも重なり、22周目には再び3秒差だ。さらにはタイヤのデグラデーションか、各車ともペースが下落。そんな中、ロッシの下落幅は小さい。この22周目、イアンノーニがエスパルガロを交わして7番手に浮上している。

 ここからロッシはひとり旅。ロレンソとの差を毎周拡げていき、そのままチェッカー。ロッシは今季初、昨年のイギリスGP以来の優勝を果たした。2位にはロレンソ、3位にはマルケス、ペドロサは4位に入った。

 ロッシははウイニングランでマシンに横坐りして喜びをアピール。コースになだれ込んだ観客やマーシャルと抱擁を交わす。さらにはいたるところでマシンを停め、観客にアピールする。長い長いウイニングランとなった。マルケスも母国のファンの声援に応えるべく、自らのマシンナンバーが書かれたフラッグを持ってのパレードランだ。

 このレースの結果、ポイントランキングはマルケスが82ポイントで首位を堅持、以下17ポイント差でロレンソ、そして24ポイント差でロッシという順になっている。

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 スペインGP
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット サーキット・デ・ヘレス
ドライバー Jorge Lorenzo , Marc Marquez , Valentino Rossi
記事タイプ レースレポート