ロレンソ、雨のアッセンで「僕はもっとも遅いライダーだった」

ホルヘ・ロレンソは、「安全」を感じることができなかったため、オランダGPで苦労したことを認める。

 10番グリッドからスタートしたヤマハのホルヘ・ロレンソは、スタート直後こそポジションを上げることに成功したものの、その後ペースを上げることができず、19番手まで沈んでしまった。

 赤旗中断を挟んだ再スタート後、多くのライダーがクラッシュなどでリタイアしたため、結局オランダGPを10位でフィニッシュしている。

「リスタート後、僕は競争力を増した。しかし、中断前より競争力をつけるのは、別に難しいことじゃない」とロレンソは語る。

「おそらく、僕は今までにないくらい遅かった。特に大きな水たまりがあると、僕はものすごく遅かった。安全じゃなかったんだ。よく見えなかったしね。クラッシュしないよう、スローダウンするしかなかった」

「僕は一番後ろにいた。そして、前のライダーとは大きく離れていたんだ。僕は19番手にいて、ポイントは獲れないと思っていた。だから、ピットに入ることを考えたんだ。リスクを冒してね」

「ピットに停まるべきだと思っていた。しかし、幸いにも僕はコースに留まっていた。そしてレースが中断され、僕もリスタートすることができた」

「レース再開後、ソフトタイヤに履き替えたリヤと、少なくなった水の量によって、僕のペースは良くなっていた。それでも、僕は最も遅いライダーだったんだ」

 しかしロレンソは、期待したようなペースではなかったとはいえ、レース序盤はできるだけ速く走ろうとしたと主張する。

「それでも、速く走れたわけじゃない。ブレーキングやコーナーの中間点、そして加速時に攻めることができなかった」

「しかし、バイクは警告を与えた。『もっとプッシュしたら、クラッシュだよ』と。まぁ遅かったからと言って、安全だったわけじゃないけどね」

フロントタイヤの”感覚”

 ロレンソは、オランダGPで苦労した要因について、フロントタイヤのフィーリングの欠如を挙げている。

「僕は多分、フロントだと思う。ブレーキングやコーナリング中にグリップ感を得ることができなかったし、僕のライディングポジションのスタイルにも合わなかった。他のライダーよりも、苦労したと思う。そう簡単にライディングスタイルを変えることなんてできないよ」

「コーナーへの飛び込みのブレーキングでゲインを得るためには、コーナーの入り口を犠牲にし、コーナリングスピードを稼ぐようにするんだ。しかし、フロントのグリップがなければ、そのゲインを得ることはできない」

「2015年のもてぎのように、フロントの感覚があれば、もし雨が降っていても、僕は最速のライダーになることができる。しかし、フロントの感覚がなければ、もっとも遅いライダーになってしまうんだ。他のライダーよりも苦しむ……それが、今日起こったことだよ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 Dutch TT
サーキット TTサーキット・アッセン
ドライバー Jorge Lorenzo
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース