昨年のマルケスとの”接触”について「当時の意見を変えるつもりはない」とロッシ

昨年のマレーシアGPで起きたマルケスとの接触の責任を問われ、タイトルを失うことになったロッシは、「当時の意見は変わらない」と語る。

 昨年のマレーシアGPのプレイベント記者会見で、その論争は起こった。ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、直前のレースであるオーストラリアGPで、ホンダのマルク・マルケスが、ロッシのタイトル争いのライバルであったホルヘ・ロレンソを擁護する走りをしたとして、ロッシはマルケスを非難したのだ。

 ロッシとマルケスはその後、マレーシアGPの決勝レースで3番手を争っている際に接触。マルケスは転倒し、ロッシには故意に転倒させたとして、ペナルティポイント3が与えられた。

 これによりロッシは、最終戦のバレンシアで最後尾グリッドからスタートすることを余儀なくされ、その結果ロレンソに5ポイント及ばず、タイトルを逃すこととなった。そして、ロレンソを打ち破ろうとしないマルケスを非難した。

 その後もふたりの不仲は続いていたが、今季のカタルニアGPで、Moto2クラスのルイス・サロムが事故死した後、ロッシとマルケスは決勝レース終了後の表彰台で握手を交わし、和解に達したと思われていた。

 しかしロッシは、未来を見据えることの重要性を語りつつも、当時の意見を変えるつもりはないと、イタリアのメディアに語った。

「去年何が起きたのかを考えないようにすることは、とても重要だ」

 そうロッシは言う。

「僕は落ち着いて、最後の2レースに集中したいと思う」

「去年の最終レースの時に何を思っていたか、僕はそれをすでに話したはずだ。1年後の今でも、僕は全く同じように感じている」

「しかし過去を振り返る代わりに、未来に目を向けた方が良いと思う。そして、フィリップアイランドのように良いレースをしよう」

 記者会見ではマルケスも意見を述べた。マルケスはとロッシとの関係は、当時のアクシンデント以降”プロフェッショナル”な関係になったと語る。しかし、当時何が起きたのかについては、ロッシ同様「考えは変わっていない」という。

「もちろん、関係は少し変わった。しかし今、それは少し良くなり、そして僕らはプロフェッショナルな関係なんだ」

 そうマルケスは言う。

「他には何もないよ。1年経ったけど、当時の状況は変わらないし、当時と同じ意見だよ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー Marc Marquez , Valentino Rossi
記事タイプ 速報ニュース