【MotoGP, F1】ハンガロリンク、MotoGPの開催狙い施設大改修へ

F1開催契約を2026年まで延長したハンガロリンクは、2018年にMotoGPを招致する計画を明かし、大規模な施設改修を予定している。

 ハンガロリンクは2016年シーズンを前に、1985年に建設されて以来初めての路面再舗装が実施され、新しい縁石も追加されるなど改修が行われた。

 さらにいくつかのコーナーとランオフエリアの修正が今年の10月に実施される予定だ。この変更は、3段階に分けられているサーキットの大規模な近代化の一部である。

 近代化の最初の段階には、新しいグランドスタンドとテレビコメンテーター用のブースの設置、さらには新しいピットビルとガレージの建設が含まれる。

 最終段階では、新しいビジターセンター、博物館やその他サービスのための施設が建設される予定だ。

Hungaroring upgrade

Hungaroring upgrade

Photo by: Hungaroring

 サーキットの変更は、MotoGPのレースを開催する資格を得ることを目的としている。ハンガロリンクのチーフ・エグゼクティブ・オフィサーのゾルト・ギュライは、この件に関してFIMと会談することを計画していると認めた。

 ギュライは、ハンガリーのテレビチャンネルM1のインタビューで次のように語った。

「我々は計画段階にいる。もし全方面の支持が得られるならば、主にコーナーとエスケープゾーンを変更し、ハンガロリンクをモーターサイクルのレースができるサーキットに変えることができる」

「(MotoGPを開催するためには)ハンガリー政府の関与が必要になるが、我々は政府を信じている」

 1990年と1992年には、ハンガロリンクでMotoGP(当時はWGP)のハンガリーGPが開催されたこともあった。2010年には、ハンガリーのバラトンリンクでレースが開催される予定だったが、この計画は財政難に陥りコースの建設が完了しなかった。

F1開催契約を大幅延長したハンガロリンク

 ハンガロリンクは1986年に開業して以来、F1ハンガリーGPの開催地となっている。2016年には、2021年までのF1開催契約を早くも5年延長し、2026年までF1を開催することになっている。

 ギュライは新しい契約の締結が、財政的な観点から重要だったと語り、最近リバティ・メディアがF1を買収したことも影響していると認めた。

「これは非常に重要なステップだった。なぜならコストの面で、新しい契約はより好ましい条件で締結されたからだ」と彼は語った。

「2026年まで契約を延長したため、開催権料はそこまで高くならないだろう」

「F1のオーナーが変わっていく中で、2026年までの契約によって安全性が増す。新しいサーキットや極東のサーキットよりも、払っているお金が少ないヨーロッパのサーキットにとっては、(F1のオーナーシップの変更は)危険なことだった。その点で我々は安全だ。これは良いニュースだ」

 F1の他に、昨年ハンガロリンクはWTCC、DTMやブランパンGTなどのヨーロッパのレースを開催しており、2017年にはフェラーリが世界各国で開催しているワンメイクレース、フェラーリ・チャレンジのカレンダーに加わる予定である。

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シリーズ MotoGP
記事タイプ 速報ニュース
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