【MotoGP】ロレンソのドゥカティ初テスト。チームは「とてもポジティブ」と感銘

ドゥカティのパオロ・シアバッチは、ホルヘ・ロレンソとのテスト初日は常にポジティブだったと語った。

 今季限りでヤマハを離れ、来季からドゥカティのバイクを走らせるホルヘ・ロレンソ。しかし、ドゥカティのバイクは乗りこなすのが難しいことで知られており、その点で疑問視されていた。

 ロレンソは、バレンシアで行われたポストシーズンテストの初日にドゥカティのバイクで初めて走ったが、これはうまくいったようだ。彼は今年仕様のGP16を走らせ、ロレンソに代わってヤマハ入りするマーベリック・ビニャーレスと今年までのチームメイトであるバレンティーノ・ロッシに次ぐ3番手タイムを記録した。

「それはホルヘにとってはショックなことではなかったようだ」

 そうドゥカティのスポーティングディレクターであるパオロ・シアバッチは、テスト初日終了後にメディアに語った。ロレンソ本人はヤマハとの契約の問題により、自身のドゥカティデビューについてコメントすることができないのだ。

「最初の周回を終えてガレージに戻った彼は、大きな笑みを浮かべていた。彼はリラックスして、ヤマハとは全く別のバイクであるドゥカティのマシンを走らせた。でも、別の世界のものではなかったようだ」

「この新しい冒険の初日は、両方の側から見てとてもポジティブだった。ホルヘのフィードバックもとても良かった」

 新たにチームメイトとなるアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ロレンソから0.1秒遅れの5番手に終わった。彼は以前、ロレンソがヤマハから移籍し、ドゥカティのバイクに慣れるのに苦労する可能性が高いと語っていた。しかしこの日、彼はロレンソのテストデビューについて、満足していると語った。

「新しいライダーにとって最初のテストは、いつでもとても重要だ。バイクに乗った最初のフィーリングは、通常なら適切なものだからね」

 そうドヴィツィオーゾは語った。

「確かに、改善のために時間的な猶予はあるが、最初の感覚は本当に重要なんだ」

「彼の走りを見るのはとても興味深かったし、そしてそれがうまくいったのはとても嬉しい。彼のスピードには驚いていないが、バイクについては彼が以前乗っていたモノとは大きな違いがある。それは僕らの開発にとって、とても重要なことだ」

GP17には大きな”マージン”がある

 ロレンソは来季用のGP17をインスタレーションラップのみ走らせたが、ドヴィツィオーゾはこの新車で多くの周回をこなした。彼はGP16より悪くなく、しかも開発の余地がたくさんあると語った。

「僕らは以前のバイク(GP16)と同様のセットアップを試した。しかし幸いなことに、何も悪くなかった。そのため、今では別の領域で作業をすることができている。バイクをいかに作っていくか、この部分で僕らは、いくつかの余地を持っている」

 そうドヴィツィオーゾは語った。

「エンジンのフィーリングは少し良くなっている。なぜなら、低回転域では少しソフトになった印象なんだ。これはライダーにとって、素晴らしいことだ」

「新しいバイクにおいてポジティブなことは、我々が手を入れることができる範囲が以前のマシンよりもはるかに広くなっていることだ。しかし、明日もう少し試してみたいと思うし、シーズン中にはその可能性を活かすことができるだろう」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー Andrea Dovizioso , Jorge Lorenzo
チーム Ducati Team
記事タイプ 速報ニュース