【MotoGP】最終戦後にドゥカティ初体験のロレンソ。ヤマハがテスト後のメディア対応を禁止

ロレンソは、最終戦後のバレンシアテストでドゥカティに乗ることができるが、その感想を語ることは許されていない。

 ホルヘ・ロレンソは今季限りでヤマハを離れ、ドゥカティに移籍することになっている。最終戦バレンシアGPが行われた後の火曜日、チームがサーキットに残って行うシーズン後のテストには、ロレンソがドゥカティから参加することが許可されているものの、彼はメディアに対して、ドゥカティのデスモセディチでの初走行について話をすることはできないようだ。

 ドゥカティが広報の面でどういう戦略をするのかはわかっていない。規制があるにもかかわらず、ファン待望のロレンソのドゥカティデビューにスポットライトを当てようとするはずだ。

 ロレンソがドゥカティへの移籍を決断した影響で、ロレンソとヤマハはシーズン終了後の計画について、話し合いを行わなければならなくなった。

 バレンシアでの2日間のテストを除き、ロレンソは来年までドゥカティのバイクを試すことが許されていない。つまり、ヤマハはドゥカティがヘレスで行う予定のプライベートテストへ、ロレンソの参加を禁じたのだ。ロレンソはこの決定に失望し、ヤマハでの長年の成功の後、もっと自由が与えられるべきだと公言した。

 同じようなことが他のマニュファクチャラーでも起こっているが、スズキはロレンソに代わってヤマハに加入するマーベリック・ビニャーレスに、今月の終わりに予定されているヤマハでのテスト参加を許可している。

 ドゥカティも同様の譲歩を、スズキに移籍するアンドレア・イアンノーネに対して行なっている。

 しかし、ヤマハはロレンソとの契約は12月の末日まで期間があり、彼にバレンシアでのテストを許可しているだけでも十分だと考えている。

「これはビジネスであり、スポーツだ。チャリティではない」とヤマハのマネージング・ディレクターのリン・ジャービスは決断を正当化した。

 同時に、ジャービスはこのような動きにはスポーツに関する理由もあると語った。

「もちろん、ホルヘはバイクをテストする機会が欲しいだろう。彼の仕事はできるだけ速くバイクを走らせることだし、来季のドゥカティをできるだけ速くすることだから。けど、来年彼は私たちの主な競争相手になる。彼の望みと欲求は、我々とは異なっているんだ」

 ヤマハは、直接のライバルに広告の面で利益をもたらしている間に、最も高給取りのライダーのうちのひとりにお金を払い続けることは、受け入れられないと主張した。

 実際、6ヶ月前にドゥカティへの移籍を発表してから、問題を避けるためにロレンソは必要以上にドゥカティの名前を出すことを避けていた。

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー Jorge Lorenzo
チーム Ducati Team , Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース