ロッシ「ミシュランのウエットタイヤは開発が遅れている」

バレンティーノ・ロッシは、今年ウエットコンディションでクラッシュが頻発する原因は、ミシュランタイヤの開発の遅れだと信じている。

 バレンティーノ・ロッシは、先日行われたオランダGPで、オースティンでの自らのミスによるリタイア、そしてムジェロでのエンジントラブルに続き、今季3回目の無得点フィニッシュとなってしまった。これによりロッシは、今週末のドイツGPに、ポイントリーダーのマルク・マルケスから42ポイント遅れで臨むことになる。

 オランダGPでは、ほとんどのライダーがクラッシュを演じた。合計すると、その週末には39回のクラッシュが起きている。この39回のクラッシュのうち14回が、日曜日の決勝レースで起こっている。この決勝レースは、嵐のような雨に見舞われて赤旗中断。結果2ヒートに分けられた。

 このような難しいコンディションは、ロッシの経験をもってすれば、好ましい状況だったとも言える。しかし彼は、トップ走行中に転倒し、リタイアすることになってしまった。

 ロッシにとっては稀とも言えるミス。これについて本人は非常に重要視している。この多くのクラッシュが引き起こされた原因について説明を求められた際、ロッシは疑いなくこう答えた。

「ウエットタイヤについて言えば、ミシュランは今、スリックタイヤが3月にあったレベルに戻ってしまった」とロッシは言う。

「その後、彼らは(スリックタイヤの)フロントを進歩させた。しかしウエットタイヤの開発については、予定より遅れている」

「彼らのタイヤは、リヤに巨大なグリップがある。しかしフロントはほんの少しだ。去年のブリヂストンとは正反対だね」

「僕らはフロントに荷重をかけるのに慣れていた。これについては今、僕らはミシュランに尋ねているところだ」

ロレンソ、フロントタイヤの感触が”ない”

 ロッシのチームメイトであるホルヘ・ロレンソも、同様の見解をもっている。彼はオランダで大苦戦し、トップから27秒遅れの10位に終わった。この差は、第2ヒートの僅か12周でついてしまったものだ。

「6〜7年も選手権から離れてしまったため、ミシュランはパワフルで重いバイク、そしていくつかの電子デバイスに悩まされている」

 オランダGPの際、タイヤのフィーリングが欠如していることについての不満を並べていたロレンソはそう語っている。

「僕らは、正しいタイヤを見つけるために、いずれのコースでも多くの問題を抱えている。時には彼らは正しいモノを得てくれるが、それ以外の時ではそうではない。僕はより多く経験すること、そして彼らがもっと頻繁に正しいモノを得ることを願っている」

「もしフロントタイヤのフィーリングを得ることができれば、僕は最速のライダーのひとりになることができる。しかし、何も感じることができなければ、僕は最も遅いライダーになるんだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー Jorge Lorenzo , Valentino Rossi
記事タイプ 速報ニュース
タグ michelin