ロレンソ、アッセンの予選は”氷の上の卵”のようだった

予選11番手に終わったロレンソは、その原因についてグリップ不足とセットアップ変更後のマシンの信頼感にあったと語る。

 ヤマハのホルヘ・ロレンソはオランダGPの予選で、首位のアンドレア・ドヴィツィオーゾから2.651秒遅れの11番手に終わった。

「ドライだったら、他のレースほどではないけど、5番手か6番手くらいでは終われたと思う」とロレンソは語った。

「フリー走行4回目では、僕はそれほど悪くはなかった。ただ、右コーナーでフロントの信頼性を失ってしまったんだ。この問題を解決するために、フロントに荷重をかけた。しかし、それで問題が解決することはなかった。リヤがよりスピンするようになってしまったんだ」

「フルウエットのコンディションでは、マシンの信頼感は至る所で良くなかった。ブレーキング時、コーナーの中間、そして加速と……。氷の上の卵のようだったよ」

「僕は、ゲインを得ることができたかどうか確認するために、同じタイヤで走り続けたんだ。乾いたラインでは改善したんだけど、他のライダーたちはもっと速くなっていたんだ。例えばロッシは、新しいハードのリヤタイヤを履いた。それは賢い選択だったね。彼は僕と同じタイヤを履いていた時には良くなかったのに、4秒も改善したんだから」

「FP4では、少なくともリヤのグリップを得ることができていた。しかし予選では、コースのいかなる部分でも、信頼感を感じることができなかった。コースは昨日よりも寒かった。簡単にクラッシュしそうだったよ」

 ロレンソは新型のフレームを使っていたが、FP3でクラッシュを喫した。そのため彼は、予選では旧型のフレームに戻している。この変更が、予選結果に影響をもたらしたことを、ロレンソは否定する。

「あの時のコンディションでは、ミディアムコンパウンドのフロントタイヤでは硬すぎたんだ。それで僕はクラッシュした」とロレンソは言う。

「そのため僕らは、予選では従来のフレームを使うことになったんだ」

悪天候に苦労

 ロレンソは、以前にもアッセンでのウエットコンディションに苦労していた。そして、彼は一般的には低いグリップのコンディションを、ライバルよりも苦手としていることを認める。

「確かに、雨の中ではもう少し競争力がないのではないかと心配していた」とロレンソは言う。

「もっと雨が降っていたり、コースがもっと滑りやすかったり、タイヤが硬すぎたりしたら、グリップを得るのが厳しかっただろう。もしタイヤを信頼できなければ、競争力を得るのは難しい。違うかい? こういうコンディションで簡単に乗れるようなバイクではない。僕は速く走るために、安心感を得なければならない」

「今日は、僕はトップの連中から、とても、とても遠く感じたんだ」

「僕は、雨の中で最速のライダーになったことがない。しかし、マレーシアのように雨の中でもグリップが高いサーキットでなら、僕は誰よりも1秒か1.5秒速く走ることができる。ただここでは、タイヤを信頼できない限り、僕にとっては理想的な状況じゃない。僕は何かを試し、そして何かをする必要がある。フロントのグリップを向上させることは不可能でも、リヤのグリップを向上できるかどうか……それを見てみようと思う」

 レースにおけるチャンスを問われた時、彼は答えた。

「条件次第だね。もし良いペースを持っていれば、リカバーできるだろう。そうじゃなければどこかに留まるか、もっとポジションを失うことになるだろう」

「僕は良いスタート決めるつもりだ。そしてスタートで1〜2列のマシンを抜き、トップグループに留まることができるかどうか、見てみようじゃないか」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 Dutch TT
サーキット TTサーキット・アッセン
ドライバー Jorge Lorenzo
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース