転倒でリタイアのヘイデン「7位争いに勝てると思っていた」

ヘイデンは、レース中の接触についてミラーからの謝罪を受け入れたが、リタイアにはがっかりしていると話した。

 ホンダのニッキー・ヘイデンとジャック・ミラーは、レース終盤、集団の中で激しく7位争いをしていた。そのグループでは、スコット・レディング(ドゥカティ)、ブラッドリー・スミス(ヤマハ)、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)も走っていた。

 26周目、イン側にいたミラーは、負傷したダニ・ペドロサの代役であるヘイデンを追い抜こうとして、ターン4で両者が並んだ。

 そして2台は接触。ヘイデンは転倒し、リタイアとなった。一方のミラーは、母国レースを10位で終えた。

 レース後の会見で、ミラーは、まず最初にヘイデンに謝らなければいけないと話した。

「僕のバイクが彼の真下にあったから、彼には僕のことが見えていたのか、それとも見えていなくて、コーナーを曲がろうとしていたのかわからなかった」とミラーは説明した。

「彼は立ち上がれなかった。申し訳ないことに、彼に接触してしまった。でも、これがレースだと思っている」

 その後ヘイデンは、ミラーからの謝罪をきちんと受け入れたと説明したが、レースをリタイアしてしまったことで、まだ少しがっかりしていると話した。

「僕には彼が見えなかった」

「あのコーナーに関しては周知の通り、毎ラップ周りに人がいた。僕の周りに誰かいないかと探したけど、接触するまで彼のことは見えなかった」

「彼は僕に謝りに来た。これはレースだし、こういうことも起こる。わかってると思うけど、別に彼とキスしたかったわけじゃない。これがあの時起きたことだ」

 またヘイデンは、7位を争っている際に、何度か強引な動きをしてしまったと認めた。

「僕がタフな動きをしたって誰かが言ったの? 興味があるからその人は出てきてよ」

「正直に言えば、ジャックは僕に勝ちたかったんだと思うし、ドゥカティの2台はお互いバトルしていた。確かに僕は何度か動いたけど、ラバーが変わったんだ。そんなにハードなことをしたとは思ってない」

「僕は7位争いに勝てると思っていた。あのグループにいた人はみんな、自分が勝てると考えていたはずだ。僕は、特に右側にいくらかスペースを見つけられたし、タイヤも良かった。残りの数周で争う準備はできていた」

「難しい状況で、良い仕事ができたはず」

 レースではフィニッシュできなかったものの、日曜日になるまでドライコンディションで走ることができなかったこの週末、自身がトップ10を争えたことは、レプソルで申し分なく代役を果たすことができたことを示しているとヘイデンは話した。

「もちろん、僕はとても期待していた」

「でもこの難しいコンディションの中、新しいバイクと新しいチームでトップ10を争えたことを考えれば、僕はチームのために良い仕事ができたんじゃないかと思う」

 さらにヘイデンは、何年も経ってから、以前のチームメイトであるペドロサのクルーと働けたことは、夢のようだったという。

「チームは僕を大いに助けてくれた」

「何人かは前にも一緒に仕事をしたことがあるし、ダニの担当になる前にはジョークを言い合ったりした人もいる。今こうして一緒に働いていることは、不思議な気分だ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 オーストラリアGP
サーキット フィリップアイランド・グランプリ・サーキット
ドライバー Jack Miller , Nicky Hayden
チーム Marc VDS Racing , Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース