スーパーフォーミュラ初優勝の関口雄飛「レース人生を大きく変える1戦だと考えていた」

28歳のルーキー関口雄飛が、スーパーフォーミュラ初優勝を果たした。

 スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ。優勝したのは、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口雄飛だった。

 今年スーパーフォーミュラにデビューした関口雄飛。しかし、その初戦となる開幕戦鈴鹿ではいきなり3番グリッドを獲得、そして前戦富士では初表彰台を獲得し、昨日の予選では初のポールポジションを獲得した。

 そのポールポジション獲得後の記者会見で関口は、「僕だけ新品のソフトタイヤを(Q3に)残していたので、それほどのことでもありません。嬉しさ半減ですね」とさらりと言ってのけた。

 そして「スタートと1周目で70%が決まる」と言っていた通り、抜群のスタートを決めると1周目から2番手に対してリードを築いた。

「予選の段階からチームに助けられて、クルマの状態も良かったです。レースについても、スタートを決めることができれば、(ライバルの)ラップタイムが1秒遅くても、抜かれない自信がありました」

 そんなことを心配する必要もないほど、ピットストップのタイミング以外は先頭の座を譲ることない独走。最後は6秒差をアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)につけ、52周を逃げ切った。

「スタートではトップで1コーナーに入ることができ、レースが落ち着いた後もクルマはとても速かったので、今回はイージーに勝つことができた。チームに感謝しています」

 関口は現在28歳。ルーキーとしては決して若くはなく、これまで苦労してきた。そして、ようやく辿り着いた国内トップフォーミュラ。そして、あっという間に、その表彰台の中央に上り詰めた。

「今回のレースは、自分のレース人生を大きく変える可能性がある1戦だと考えていたので、とにかくトップに立ちたいと思っていた」

 今回勝利したことで、関口はポイントランキングでもトップに浮上。一気にタイトルという可能性も浮上してきた。

「今シーズンは混戦になっていて、今後のレースもとにかく全力で戦うつもりです。現状ではポイント差も少なく、今回勝つことができたので、チャンピオンを狙っていきたい」

 そう、関口は今後に向けて意気込みを語った。

 チーム監督の星野一義も、「スタートについての心配は少しはありましたが、なんとかポールからトップを守ってくれた。関口選手は最高のパフォーマンスを発揮してくれて、ホッとしている」と大いに喜んだ。

 しかし、関口に対してこうひと言付け加え、兜の緒を締め直した。

「まだチャンピオンのことを考えるのは早い! 1戦1戦を戦っていくのみですよ」

Additional reporting by 梅原康之

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース