「バンドーンが前にいるなら」と1周でピットインした中嶋一貴。しかし「ペースが遅かった」

中嶋一貴は、スーパーフォーミュラ最終戦のレース2で1周目にピットインする攻めの戦略を採ったが、結局16位に終わった。

 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)はスーパーフォーミュラ最終戦のレース2で、1周を走り切ったところでタイヤ交換を行うという作戦を採った。同様の作戦を採ったドライバーは6人いたが、中嶋はその中で最も前を走っており、この戦略がハマれば、かなり良い位置でフィニッシュすることが期待された。しかし、結果的にはそうはならなかった。

「とにかく遅かったですね」

 そう中嶋は語る。

「1周目にピットインする戦略は、ペースさえ良ければ、良いポジションでレースできたかなとは思うんですが……そもそも、そのペースが遅かったですね」

 この戦略を採った判断には、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が前を走っていたことが大きく影響している。バンドーンのレース1でのペースはそれほど速くなく、バンドーンの後ろで走れば、大きくタイムを失ってしまうと中嶋は考えたのだ。逆に早々にピットインすれば、バンドーンの後ろに捕まったドライバーに先行できるかもしれなかった。

「すぐにピットインするという戦略は、ストフェル(バンドーン)というかドコモ(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がレース1でそれほど速くなかったので、彼らが前にいるなら、入るしかないなと思っていました。しかし、スタートした瞬間からなんとなくストフェルが速かったんで、ちょっと待っておくべきだったかもしれません。でも、どっちにしてもペースは遅かったです」

 午前中のレース1では、ある程度の手応えを感じていたという中嶋。しかしレース2では突然感触が悪くなったと訴える。しかも、その原因は不明だと首を傾げる。

「何なんですかね? 朝はそこまで悪い感じじゃなかったんです。ずっと引っかかってはいましたけど。何なんですかねぇという感じです」

 レース1では5位に入った中嶋だったが、レース2では終盤に再度ピットインしたこともあって、結局16位。シリーズランキング6位(22ポイント)で2016年のスーパーフォーミュラを終えた。

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 最終戦JAF鈴鹿グランプリ
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー Kazuki Nakajima
記事タイプ 速報ニュース