バンドーン「ピット戦略もリスタートも完璧だった」:DANDELION 鈴鹿レースレポート

DOCOMO TEAM DANDELION RACING:Rd.7鈴鹿サーキット レースレポート

Rd.7鈴鹿サーキット
天候:晴れ/気温:19°C/出走台数:19台
観客数:29日(土)13,000人/30日(日)21,000人

 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦。伝統あるJAFグランプリのタイトルも懸るこの大会、例年のように2レース制(午前中にピット作業無しのスプリントレース1。午後にタイヤ交換義務付けのレース2)で行われる。

 シーズン開幕戦鈴鹿で初参戦ながら3位表彰台を獲得したバンドーン選手は、初めて走る第3戦富士スピードウェイでポールポジション、第5戦岡山で初優勝を獲得。野尻選手も第5戦岡山でポールポジション、得意の菅生で3位表彰台と、コンスタントにポイントを重ねてきたDOCOMO TEAM DANDELION RACING。チャンピオン争いの権利を残して、最終戦鈴鹿JAF日本グランプリに臨んだ。

 午前中に行われた19周の決勝レース1。

 鈴鹿サーキットは青い空が広がり、気温19度、路面温度21度と、絶好のレースコンディション。わずか19周のスプリントレース注目のスタート。野尻選手はポジションキープの4番手。良い動き出しを見せ5番手争いを仕掛けたバンドーン選手だったが、アウト側の位置取り悪く7位キープで1コーナーへ。4位をしっかりキープし周回を続ける野尻選手に対し、バンドーン選手はペースが上がらない。後方から迫る関口選手との攻防が長く続いたが、14周目のシケインで、関口選手は後方からバンドーン選手に追突。バンドーン選手はスピンを喫してしまう(関口選手には、危険行為としてペナルティが課された)。

 結果、野尻選手4位、バンドーン選手17位でレース1を終えた。

 決勝レース2は、35周のレース。

 今季最後のスタートを完璧に決めたのは、予選2番手のバンドーン選手。1コーナーで首位に立つと、ぐんぐんと後続を引き離してゆく。4番手スタートの野尻選手もポジション維持し順調に周回。半数を超えるドライバーが、オープニングラップから序盤にかけてピットインしタイヤ交換のみを済ませる戦略を取ったが、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台は、後続との差を広げたうえでタイヤ交換と給油を行う戦略。

 ところが13周目、野尻選手がハンドルに違和感を訴えたため、チームは14周目にピットインを指示。一度はタイヤ交換と給油を行って送り出したが、ステアリングトラブルによりリタイヤとなってしまった。

 バンドーン選手は16周目にタイヤ交換と給油を行い、トップのままコースに戻った。24周目と29周目に起きたクラッシュで2度のセイフティカーが導入されたが、バンドーン選手は素晴らしいリスタートで一度も首位を譲ることなく、最終戦を優勝で終えた。

40:野尻選手
決勝レース1:4位/決勝レース2:リタイヤ
2016シリーズドライバーランキング:9位(HONDA勢3位)
「ベストではなかったけれど、予選からチャンスはあると感じていたので集中して臨みました。レース1では、車のフィーリングに少し違和感がありましたし、トップと比較してレースペースの改善が必要でした」

「レース2に向けてはセットアップを変更し、フィーリングは改善していて、ポジティブにレース出来ました。ピットストップまでが勝負どころと思いプッシュしましたが、トラブルでリタイヤとなってしまいました。運不運ありましたが、年間を通していい状態を維持できたと思う一方で、もっと頑張ることが出来たという反省の思いもあります。素晴らしいチームメイトから吸収することも多く、チームは常に最良の車を準備してくれて、皆に支えられた一年でした。皆様の声援に感謝いたします。熱い声援、ありがとうございました」

41:バンドーン選手
決勝レース1:17位/決勝レース2:優勝
2016シリーズドライバーランキング:4位(HONDA勢1位)
「レース1では車両バランスに苦しみ、ペースを維持できませんでした。序盤から後続とのバトルが続き、フェアなブロックでポジションを維持しましたが、追突されてレースを失ったことはとても残念です。レース2にはセットアップを少し変えて臨みましたが、車はとても感触よく、スタートをうまく決めた後はひたすらプッシュ出来ました。ピット戦略も、リスタートも完ぺきでしたね」

「日本に来て、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGとスーパーフォーミュラを戦ってきましたが、良い時も悪い時もあり、すごくコンペティティブなシリーズで、才能を持ったドライバーがたくさんいて、僕にとってはすごく難しい1年でした。コースも、マシンも、レースも、たくさん学ぶことがあり、僕のキャリアにとっては、とても良い経験になった。チームはいつも献身的にベストの仕事をしてくれたし、たくさんの人たちから、たくさんの応援を受け、素晴らしい一年でした」

「来年は、マクラーレン・ホンダからF1に挑みます。これからも応援してください。ありがとう!!」

DOCOMO TEAM DANDELION RACING
2016シリーズチームランキング:4位(HONDA勢1位)

DOCOMO TEAM DANDELION RACING

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 最終戦JAF鈴鹿グランプリ
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー Stoffel Vandoorne , Tomoki Nojiri
記事タイプ 速報ニュース