小林可夢偉「レースペースは少し前進できた。課題は予選とスタート」

SUNOCO TEAM LEMANS 2016年 スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第5戦(岡山国際サーキット)レースレポート

レース1(9月10日)予選&決勝
天気:晴れ/コース状況:ドライ 気温:32度(決勝レース開始前)路面温度:42度(決勝レース開始前)予選開始:11時00分 決勝フォーメーションスタート:15時55分 決勝レース周回数:28周(スタートディレイにより、スタートは約25分遅れ/レース周回数は当初予定より2周減算)

 スーパーフォーミュラ第5戦は本来なら九州オートポリスで開催されるはずだったが、4月の地震の影響で残念ながら中止に。 代わって岡山国際サーキットがその舞台となり、5月の第2戦以来、今季2回目の岡山ラウンド実施というかたちになった。 今大会は土曜日と日曜日にそれぞれ予選&決勝レースを個別に行なう、特別フォーマットの2レース制大会。 土曜日の「レース1」は20分間1セッション勝負の予選と、当初予定約110kmの超スプリント決勝レースによって争われる。

#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14

ナレイン・カーティケヤン選手

予選結果:6位(予選ベストタイム:分14秒46)) 決勝結果:3位(所要時間:36分38秒422、ベストラップ:1分17秒764)

 まだまだ夏、という陽気の好天に恵まれた岡山の初日。1周が短いコースだけに、予選は予想通りの僅差接戦となった。 そのなかでカーティケヤンは6位に食い込み、今季ベストグリッドを獲得。決勝レースに向けても大いに期待が高まった。 決勝スタート前にポールポジションの37号車が停止位置を間違えたため、同車が最後尾へと下がり、周回数は2周減算に。 実質5番手の6番グリッドからカーティケヤンは抜群のスタートで3番手まで浮上。序盤こそ後方に40号車の接近を許すが、 やがて4〜5秒のクッションがそこに生まれる。カーティケヤンは3位でゴールし、待望の今季初表彰台をチームにもたらした。

#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14

小林可夢偉選手

予選結果:19位(予選ベストタイム:1分24秒127)決勝結果:18位(所要時間:37分21秒358、ベストラップ:1分17秒856)

 朝のフリー走行では一時トップ、最終的にも2番手となる1分14秒454をマークした小林は予選でも上位進出が見込まれた。 しかしながら、まだまともなタイムを残していない時点でコースオフ〜ストップを喫してしまい、予選最下位という結果に。 最後列からのスタートでは、原則としてピットインもないスプリントレース、小林といえども大幅な挽回は難しい。 1周目の混戦下、最後尾発進になった37号車との軽い接触でノーズに手傷を負うなどもした決勝を、小林は18位で終えた。

レース2(9月11日)予選&決勝

天気:晴れ/コース状況:ドライ 気温:33度(決勝レース開始前)路面温度:41度(決勝レース開始前)予選開始:9時50分 決勝フォーメーションスタート:15時00分 決勝レース周回数:51周

 日曜日の「レース2」、予選はQ1〜Q2の2段階ノックアウトで実施され、19台中10台がQ2に進出するフォーマット。 決勝は約190kmの中距離戦で、レース中、1回の4輪タイヤ交換義務がある(ドライ路面用タイヤでスタートした場合)。 前日の結果とは直接的なつながりを持たない、まったく新しい戦い。カーティケヤンは連続好成績を、小林は逆襲を狙う。

#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14

ナレイン・カーティケヤン選手

予選結果:7位(予選Q2ベストタイム:分15秒246)決勝結果:リタイア(29周を完了、ベストラップ:1分17秒784)

 日曜日も晴れ、前日以上の暑ささえ感じさせるコンディションである。まずは予選、カーティケヤンはQ1を5番手で通過。 Q2では7位に甘んじるも、昨日からの好調を持続して決勝へと向かう。そして今日も自身のスタートは「良かった」ものの、 競り合いでのロス等があり、1周目からタイヤ交換する車両もあったなかだが、実質的なポジションアップは叶わなかった。 6周目にタイヤ交換、レース中盤には8番手を走行。しかし30周目にスピンを喫してストップし、前日に続く入賞はならず。

#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14

小林可夢偉選手

予選結果:10位(予選Q2ベストタイム:1分29秒938)決勝結果:17位(所要時間:1時間12分34秒882、ベストラップ:1分18秒853)

 予選Q1、小林は1分15秒165で7番手通過。しかし、続くQ2では前日の予選と似た状況になってしまい、実質ノータイム。 ただ今日の場合は予選10位なので、充分にポイントゲットの可能性はある。だが、小林は決勝スタートがあまり良くなく、 1周目ピットイン車両がいたにも関わらず9番手でのオープニングラップ通過に。17周目に自身がタイヤ交換するまでには6番手へと見た目の順位は上がるが、ピットアウト後は前車のペースに抑え込まれる展開。レース終盤は14位走行となった。 ポイント圏外確定の状況下、最後は次戦に向けてスタートを磨くためにピットイン、順位的には17位に下げてゴールした。

ナレイン・カーティケヤン選手のコメント
「レース1では、とてもいいスタートを切ることができました。その後もさらにポジションを上げていきたかったのですが、 前を走る2号車とのタイム差が広がっていく流れになったので、3位の座を守ることの方が重要だと切りかえました。 今シーズンは厳しい戦いが続いていましたし、不運な展開も少なくなかったですから、それらをチームとともに乗り越え、 表彰台獲得という結果が残せたことは良かったと思います。この調子で次のSUGO戦もプッシュし続けていきたいですね」

小林可夢偉選手のコメント
「今回、マシンのペース的なところでは、少し前進できたのではないかと思います。ただ、課題は予選とスタートですね。 レース2の最後はポイントが狙えるポジションにはいなかったので、次に向けてスタートを良くするためにピットインしました。 とにかく、予選とスタートをしっかり戦えるようにしていかないといけない、そう思っています。次こそは頑張ります」

山田健二監督のコメント
「まず小林についてですが、レース2の2セット目のタイヤではそこそこのグリップがあったようですけど、 最初のタイヤでは微妙な空気圧調整の問題か、あまりいいグリップが得られなかったようです。それとスタートに関しては 今季の課題でもあり、クラッチ等の調整もしてきて良くなったかと思ったのですが、本番ではそうもいきませんでした。 他車の後ろに入ると抜くことは難しく、そこでペース的に抑え込まれるような展開になってしまったことも辛かったですね」

「カーティケヤンの方は、レース1で素晴らしいスタートを切り、チームにとって今季初となる表彰台を獲得してくれました。 予選を含めて流れが向いたところでしっかり結果を残してくれたことは、チームにとって明るい材料になったと思います」

「今季も残り2大会3レースになりました。小林、カーティケヤン両選手とともにチーム一丸となり、勝利を目指して頑張ります」

SUNOCO TEAM LEMANS

 

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第5戦岡山国際サーキット
サーキット 岡山国際サーキット
ドライバー Kamui Kobayashi , Narain Karthikeyan
記事タイプ 速報ニュース