スーパーフォーミュラSUGO:野尻「悔しい。もっと速くて強いドライバーになりたい」

今季初表彰台を獲得した野尻智紀は、レースを振り返って悔しさを滲ませた。

 スタートで3番グリッドの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)に抜かれた2番グリッドスタートの野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だったが、一貴のトラブルもあって2番手を奪い返した。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のスピンによって出動したセーフティカーのタイミングでピットインした野尻は、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)の後ろ、3番手でコースに復帰した。

 セーフティカーが解除された後、トップの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が驚異的なペースでリードを築いていった一方で、野尻は中嶋大祐についていくことができず、後ろを見ながらのレースになってしまった。

 前戦岡山のレース2、ポールポジションを取りながらも下位に沈むなど苦しんだ野尻は、今季初表彰台。にもかかわらず悔しさを隠せなかった。

今季初表彰台ということで、ようやくレース中何事もなくというか、大きなトラブルもなく最後まで走りきれました。表彰台っていうのは喜ぶべきところなのかもしれないんですけど……

 予選では肉薄できていた関口の驚くべきペースに、野尻はショックを受けていた様子だ。

昨日の予選ではコンマ1秒っていう小さい差だったはずなのに、決勝になると毎周1秒くらい違うんじゃないかっていうようなペースで関口選手は走っていたので、ドライバーとして悔しさしかない

 野尻は、来季マクラーレン・ホンダからF1デビューするチームメイト、ストフェル・バンドーンを予選で上回るなど、随所に速さを見せる。チームメイトから多くを吸収している野尻だが、悔しさを覗かせながらも、さらに貪欲に成長を続けていく姿勢だ。

僕の今年のチームメイトは本当にすごく速くて、切磋琢磨できてます。彼の良いところを盗みつつ、予選でも良いパフォーマンスを出せてると思うんですけど、まだまだ速い人はたくさんいるし、チームメイトからだけじゃなく、もっともっといらんなものを盗んで、もっと速くて強いドライバーになりたい。そう思ったレースでした

 チャンピオンシップを見ると、ランキングトップの関口から16ポイント差。最終戦鈴鹿は2レース制に加え、ボーナスポイントもあるため、タイトル獲得の可能性は0ではないもののかなり少ない。

実質もうチャンピオンシップ関係ないんで、まあ獲れるだけポイント獲る。というかチャンピオンシップの間に入って、面白くさせたいなと思います。荒らします

 鈴鹿では、野尻がチャンピオンシップを熱くさせてくれそうだ。

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第6戦スポーツランドSUGO
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット スポーツランドSUGO
ドライバー Tomoki Nojiri
記事タイプ 速報ニュース