スーパーフォーミュラSUGO決勝:関口「クルマもドライバーも、すべてが決まった」

スーパーフォーミュラSUGOを圧倒的なパフォーマンスで制圧した関口雄飛が、自身のレースを振り返った。

 スタートで中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S )を抑え、リードを築いていった関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。しかし、チームメイトのスピンアウトにより彼の直前にセーフティカーが入ってしまったことで、ピットインするタイミングも、そしてそれまでに築いた15秒近いリードも失ってしまった。

 しかし、そこからが関口の真骨頂だった。2番手の中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)に対して1周につき1秒早いペースで走り、再び35秒のリードを築いてピットイン。悠々と先頭のままコースに復帰し、その後も速さを持続させて、68周のレースを逃げ切ったのだ。

SCの出動は最悪のシチュエーションだった

「スタートには不安要素があったんですけど、色んな人が助けてくれて、ある程度コツをつかんだというか、自信を持ってスタートできました」

 スタートについて関口はそう語った。

 関口は前日、中嶋一貴のスタートを警戒していた。そして、前述の通り中嶋一貴が素晴らしいスタートを決めて迫ってきた。

「やっぱり、一貴選手はスタートが良いので迫られたんですけど、予定通り抜かれずに1コーナーを過ぎることができた。そして、そこからはクルマのバランスも良くて、ペースもすごく良かった」

 そしてリードを築いた関口の前に、セーフティカーが立ちはだかる。

「セーフティカーが目の前で入るという最悪のシチュエーションになってしまって、もう終わったと思いました。でも、そこから死ぬ気でプッシュして、毎周マージンを作って、それでピットに入ってもトップに戻ることができました。あのセーフティカーが出るタイミングはおかしいんじゃないかと思うんで、納得いかないですね」

「セーフティカーは本当に僕の目の前でピットアウトしてきたんです。それで無線で『これってもしかして最悪のシチュエーションじゃないですか?』と聞いたら、『最悪だよ』と聞かされて……マジかよと思って、ひとりで興奮していました。あのタイミングだったら、普通はビリになるわけじゃないですか? 絶対におかしいと思います。変えてもらいたいですね」

ピットインの3周前まで勝利を確信できなかった

 セーフティカー解除後は、飛ばしに飛ばした関口。

「クルマもドライバーも、すべてが決まった結果だと思います。タイヤもワンメイクですからね。僕がスーパーGTでヨコハマタイヤを履いてるからといって、僕にだけ良いタイヤが出ているということではないです」

 そうおどける関口だが、ピットに入るまで勝利を確信することができなかったという。

「セーフティカー明けはペースも良かったんで、少しでも良い位置で戻れることを考えていました。1ポイントでも獲れればいいなと」

「無線では『プッシュして! プッシュして!』って言われるんですけど、『それは分かってるよ』と思いつつ……」

「ピットに入るまでは(勝てるかどうかは)分からなくて。ただあと3周くらいというところで『2位はもういけるけど、このままいけばトップで戻れるかもしれない』という言葉が、『プッシュして!』という指示に付け加えられていたんです。だから、ピットに入る3周前くらいから(勝てるかも)と分かっていました」

「でもそれまでは勝てるという感覚はなくて。そんなこと考えてもしょうがないですから。それは、星野さんが一番嫌うことですからね。『余計なこと聞くな!』って。本当は聞きたかったんですが、我慢して走ってました」

 残りは最終戦鈴鹿の2レースのみ。その意気込みについて関口は、次のように語った。

「一応ポイントリーダーということですけど、最終戦のポイントシステムを考えると、あって無いような差なので。とりあえずレース1で勝って、余裕を持ってレース2に臨めたら最高だと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第6戦スポーツランドSUGO
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット スポーツランドSUGO
ドライバー Yuhi Sekiguchi
チーム Impul
記事タイプ 速報ニュース