スーパーGTとDTMの統一規則 2017年9月発表で合意

スーパーGTとDTMの技術規則統一を話し合うステアリングコミッティの第5回会議が行われ、2017年9月に統一規則”Class One”を発表することが合意された。

 スーパーGTとDTMの技術規則を統合し、両シリーズの交流イベントの実現を目指すステアリングコミッティの第5回会議が行われ、スーパーGTを主催するGTアソシエイション及びDTMを主催するITRの関係者及び両シリーズに参戦する6メーカーの代表者が東京に集まり、いわゆる”Class One規則”の導入に向けての諸項目が合意された。

 Class One規則は、スーパーGTとDTM、そしてアメリカのIMSAの3シリーズの技術規則を統一するもので、この内容を話し合う”ステアリングコミッティ”が2013年7月に設立され、これまで4回の会合が行われてきた(今回IMSAの代表者は欠席している)。

 今回スーパーGTとDTMの主催者および両シリーズの参戦6メーカー(ニッサン、ホンダ、トヨタ/レクサス、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)間で合意されたのは、2017年8月中にClass One規則の内容を決定、翌9月に発表し、2019年シーズンから導入するというもの。会議の後には記者会見が開かれ、合意書への調印も行われた。

 なお、Class One規則の導入に関しては、『日本・ドイツメーカー/チームが一緒に走行する機会、ワールドファイナルの実現』と『コスト削減課題についてより一層焦点を当てること』を目的に掲げることも確認されている。

『ワールドファイナルの実現』については、スーパーGT及びDTMが注目を浴びる地域を拡大することで、両方のシリーズの価値を上げ、各メーカーがマーケティングにさらに活用することを目指すという。一方、『コスト削減課題』については、共通部品をこれまでの60品目超に加え、アップライトや図面化されているだけの空力パーツ、フロントディフューザー、アンダーフロア、リヤディフューザーなどに拡大することで、各マニュファクチャラーの開発予算を抑えることになる。

 これらいずれも、達成するためには技術規則の統一が必須であるが、エンジンやタイヤなど、両シリーズ間には多くの差異があり、実現に向けては様々な障壁が存在する。しかし、これについては『レースフォーマットの異なりを尊重しながら、可能な限り両シリーズの技術規則を統合していく』ことが確認されたという。

 今回の合意を受け、GTAの坂東正明会長は、「今回の会議が実りあるものとなったことで、スーパーGTとDTMのコラボレーションが今後、加速していくものと確信しております」と語っている。

 なお、当初は2017年末に予定されていた、両シリーズ最初の交流戦は、技術統合に遅れが出たために2年程度延び、Class One規則施行後の2019年になるとの見通しも明らかにされた。 

第5回ステアリングコミッティ
第5回ステアリングコミッティ

Photo by: Motorsport.com

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この記事について
シリーズ スーパーGT , DTM
イベント名 第5回ステアリング・コミッティ
サブイベント 記者会見
記事タイプ 記者会見