スーパーGT第4戦SUGO【GT300】予選はJAF-GT勢優勢。GT3勢決勝で挽回なるか?

JAF-GT勢が上位を占めたGT300クラス。しかしGT3勢も決勝に向け期待を抱く。

 スーパーGT第4戦SUGO、GT300クラスの予選は、JAF-GT勢が上位を独占する結果となった。その中でポールポジションを獲得したのは、#25 VivaC 86 MCだった。

 #25 VivaC 86 MCの土屋武士は金曜日、マシンの仕上がりについては「今まで乗ったレーシングカーの中でも、最も思い通りに動くマシンになった」と語っていた。その上SUGO入り後は、念入りに準備をしてきたという。予選後に土屋は語る。

「こんなに順調なレースウィークはないというくらいでした。僕たちは硬いタイヤを選んでいたんですが、実はスクラブしていたんです。だからただハードというだけではなく、グリップもあるタイヤでした。そういう意味ではしっかりと準備して予選に臨むことができました」

 それ以上に土屋が喜んだのは、教え子とも言える松井孝允の活躍だ。松井はQ2を任され、そして見事たタイムを叩き出して、ポールポジションをもぎ取った。

 松井について土屋は、「僕も敵わないような、とても良いタイムを出してくれた」と語る。

「孝允は『ポールポジションを獲る!』と言っていたんです。それで彼にチャンスを与えて、プレッシャーに打ち勝つことを経験して欲しいと思った。その中で、自分の実力を発揮できるかというハードルを与えました」

「それを実現してくれて、とにかくすごく嬉しいです」

 一方、べた褒めされた松井は、「ポールポジションを獲れて嬉しい」と言いながらも、決勝レースにしっかりと目を向けている。

「とにかく決勝レースが大事なので、それを見越してプランを進めていきます。メニュー通り戦うことができれば、決勝レースで勝てると思います。勝って、喜びたいと思います。明日は明日の風が吹くと思いますから」

 今回苦戦を強いられているFIA GT3勢の中で上位につけたのは、予選6番手の#55 ARTA BMW M6 GT3だった。ドライバーの高木真一は、事前にJAF-GT勢の強さ警戒しており、今回の予選での目標を「GT3勢のトップ」に据えていた。

「今回はGT3勢のトップが目標だったのですが、もう少しで達成できそうでしたね。でも、テストでウエットもドライも経験していたので、セッティングを詰めることができました」

 M6 GT3は、他のマシンに比べて燃費が悪いと言われる。そのため、決勝では安定したペースが必要だと高木は言う。

「ピット作業に少し時間がかかってしまうので、決勝では安定したペースで走って、良い結果を残したいと思う」

 その他、多くのGT3勢は苦戦した。#7 Studie BMW M6もそのうちの1台だ。前出の#55 ARTA BMW M6 GT3とは大きな違いである。

 荒聖治は言う。

「予選はちょっと悔しい結果でした。タイム差が少なかったんで、なんとかQ2に進出したかった」

 ただ、決勝に向けての手応えは感じているという。

「僕らは硬めのタイヤで走りましたが、フィーリングも良く、決勝レースに向けても良いと思います。安定したペースで走りたいですね」

「とにかくGT3勢の中でトップになって、表彰台に乗れればハッピーです。チャンピオンを狙うために、少しずつでもポイントを獲得していくのが大事だと思います」

 また第2戦で優勝した#3 B-MAX NDDP GT-Rはさらに苦しんだ。

 ヤン・マーデンボローは「僕たちよりもこのコースに合っているマシンがいることが分かっていた」。さらに42kgというウエイトハンデも影響も「確実に感じていた。楽観的にはなっていません」とコメントを発表している。

 また星野一樹も「僕たちが選んだタイヤに対し、気温と路面温度が低かった」とコメント。しかし、決勝に向けては期待も抱いている。

「決勝レースに関してはGT-Rは強いので、後方からのスタートになりますが、諦めずに戦います。ポイントリーダーらしくしぶとい走りで、ポイントを持ち帰りたい」

 この後14時からスタートする決勝レース。さてどんなレースになるのだろうか? 決勝日の朝は雨。その天候も気になるところだ。

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 スポーツランドSUGO
サーキット スポーツランドSUGO
記事タイプ 速報ニュース